●特別企画
cakes編集部 / 川上量生「ルールを変える思考法、のはじめかた」
どうせゲームをするならば、勝てる勝負にすればよし
「本当にやりたいことを突き詰めて考えたら……やっぱり『もっと寝たい』かな」。そう飄々と言ってのけるのは日本を代表するネット企業ドワンゴ会長の川上量生さん。ゲーマーとしてたいへん優秀だったと豪語する川上さんが綴った『ルールを変える思考法』(角川EPUB選書)刊行記念トークセッションです。ルールに縛られないどころか、ルールそのものを書き換えてしまう自由自在な戦略的発想をお楽しみください。
中西哲生「日本代表がW杯で優勝する日——列強に打ち勝つための提言」
フットボールインテリジェンスの磨き方——中西哲生×西内啓 対談1
11月の欧州遠征では素晴らしい活躍をみせた日本代表。来年のブラジルW杯に向けて、さらに期待が高まります。日本時間の12月7日午前1時には組み合わせ抽選会が控えます。そんな最中、『日本代表がW杯で優勝する日』(朝日新書)の著者である、スポーツジャーナリスト・中西哲生さんと、cakesの連載『統計学が最強の学問である』でお馴染みの、統計学者・西内啓さんの熱いサッカー対談が実現しました。どうすれば日本代表は、W杯で優勝できるのか? 全4回中、初回と第2回は連日更新でお届けします!
中西哲生「日本代表がW杯で優勝する日——列強に打ち勝つための提言」
データを壊すためにデータが必要——中西哲生×西内啓 対談2
11月の欧州遠征では素晴らしい活躍をみせた日本代表。日本時間の12月7日午前1時には組み合わせ抽選会が控えます。そんな最中、スポーツジャーナリスト・中西哲生さんと、統計学者・西内啓さんの熱いサッカー対談が実現しました。どうすれば日本代表は、W杯で優勝できるのか? チームの強みをデータ分析されるとどのような事態になるのか、NBAの事例を出しながら戦略論を提示します。
●連載
堀江貴文 / 大前研一「本気のテクノロジーが世界を変える——大前研一×堀江貴文 対談」
技術のコモデティ化で誰でもロケットを作れる時代
ITの恩恵により、さまざまな先端技術がコモディティ化する時代。世界のテクノロジー系のスタートアップベンチャーが躍進する中、日本にその兆しは強くありません。彼らに欠けているメンタリティとは何なのでしょうか。 元原子炉設計者である大前研一さんと、現ロケット開発事業者である堀江貴文さん、エンジニア二人だからこそ語りつくせるテクノロジーの可能性に迫ります。最終回の第6回まで一気に、毎日連続更新です!
東田直樹「跳びはねる思考——21歳の自閉症作家が見た世界」
「動きつづける」という安心
重度の自閉症を抱えながらも、社会を鋭く見つめている作家・東田直樹さんの連載です。 自閉症の症状は人によってさまざまですが、よく挙げられるものとして「じっとしていることが難しい」ということがあります。東田さんも初回のインタビューで「動いているほうが自然」な状態だとおっしゃっていましたが、乗り物に乗っているときはじっとしていられるそう。それはどうしてなのでしょうか。 読み終えたあと、ふと澄んだ景色を眺めたくなるような、今回のエッセイです。
古賀史健 / 岸見一郎「嫌われる勇気」
第五夜 vol.6 青年は驚く。「人生とは『連続する刹那』である!?」
哲人が青年に迫ったのは、「普通であることの勇気」を持つということ。凡庸な自分を受けいれられずに葛藤してきた青年は大いに衝撃を受けます。そんな青年に対して、人生は「点」の連続でしかなく人生設計など無意味だと宣言し、追い討ちを駆ける哲人。いよいよクライマックスを迎える2人の対話は、どのような決着を見せるのでしょうか。
黒田勇樹「黒田勇樹動画批評」
【第59回】プリキュアに学べ! 子供心をとらえるテクニックとは
「初舞台は8歳の時のミュージカルだった」というハイパーメディアフリーターの黒田勇樹さん。今回紹介するのは、かつて天才子役として一世を風靡した黒田さんも認める、プリキュアを踊る5歳の少女。キレキレのダンスを見せる彼女はもちろん、それだけ彼女をダンスにハマらせるプリキュア制作陣の職人芸を分析します。
フェルディナント・ヤマグチ「フェル先生のさわやか人生相談」
ロングラン記念!あの相談者と対面してきました―相談編―
毎週悩める子羊たちへ、蝶のように舞い蜂のように刺しつつ引導を授けてきたフェル先生。今回はロングランを記念して、第49回で「キャバ嬢に恋をしてしまった」という熱い相談メールをくれた36歳エンジニアSさんへの対面人生相談を決行。身を切るような切実な相談をくれた彼のことが気になっていたというフェル先生が、酒杯をふるまいつつ、彼のさらなる本心を探り出します。キャバ嬢に恋してしまうにいたった彼はいったいどんな人物なのか? フェル先生の回答を聞いても恋心は変わらなかったのか? そして、これからどうするのか? ……などなど、たっぷりと語り合ってきました。あなたの人生のヒントにもなること間違いなし!な、公開相談室の開幕です。
中西哲生「日本代表がW杯で優勝する日——列強に打ち勝つための提言」
データを壊すためにデータが必要——中西哲生×西内啓 対談2
11月の欧州遠征では素晴らしい活躍をみせた日本代表。日本時間の12月7日午前1時には組み合わせ抽選会が控えます。そんな最中、スポーツジャーナリスト・中西哲生さんと、統計学者・西内啓さんの熱いサッカー対談が実現しました。どうすれば日本代表は、W杯で優勝できるのか? チームの強みをデータ分析されるとどのような事態になるのか、NBAの事例を出しながら戦略論を提示します。
林伸次「ワイングラスのむこう側」
変なセックス
男が何人か集まると、しばしば”シモ”の話で盛り上がってしまいますが、それは男だけの特権ではありません。林伸次さんのお店・bar bossaに女性のお客さんも、なかなかすごいお話をされるようで……。今回のお話は、林さんが女性のお客さんから聞いた「変なセックス」について。あなたもこんなこと、していませんか?
佐藤和歌子「晩酌歳時記」
第四十二回・白菜
水炊き、寄せ鍋、ちゃんこ鍋、キムチ鍋……と、どんな鍋にも合わせることができる万能な食材、それが白菜です。今回白菜をテーマにした佐藤和歌子さん。冬になると何度も食べてしまうのが「豚バラ白菜鍋」だそうです。佐藤流レシピもありますので、ぜひみなさんおためしください!
二村ヒトシ「キモい男、ウザい女。」
白目を剥いて「ホゴシャ萌え」を語る岡田育【オタクとオナニーと物語とセックス】
AV監督・二村ヒトシさんによる、「ハジの多い人生」著者・岡田育さんの擬似AV面接6回目をお届けします! 前回出てきた、岡田さんが自分で作られたというジャンル「ホゴシャ萌え」。昔から「保護し保護される間柄が逆転してしまう間柄」を愛でてきたそうですが、それが岡田さんの恋愛観にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。
cakes編集部「糸井さん、ぜんぶ聞いてもいいですか?」
【第6回】クリエイティブで食っていけるのか。
「クリエティブで食っていく」ことは、多くのクリエイターにとってとても重要な問題です。かつて糸井さんは、「ほぼ日」で「食っていく」ために、サイトの有料化について何度も考えたそうです。その中には、現在の「ほぼ日」や糸井さんのイメージからは想像できないようなプランもあったそう。しかし、その考えを実行することはありませんでした。「やりたくないこと」に対して、糸井さんはどんな答えをみつけたのでしょうか?
八雲星次「職業治験——治験で1000万円稼いだ男の病的な日常」
薬漬けの極楽生活【第一章 プロ治験者の優雅なる日常】
薬を飲むだけの怪しい高額バイト、その名も「治験」。まだ開発段階の「新薬」を飲みまくり、採血の連続。そんな治験歴7年というプロ治験者の日常やいかに? 第2回は、世間の想像する「切羽詰つまった人間が、体を切り売りする、場末中の場末に巣くう人間」というイメージとは裏腹に、実は健康マニアが多いという意外な実態について。好評発売中の『職業治験——治験で1000万円稼いだ男の病的な日常』(幻冬舎)より1章・2章をcakesで特別公開いたします!
渡邊有紀 / 喜多村みか「TWO SIGHTS PAST」
TWO SIGHTS PAST #65
2000年頃より写真家の喜多村みかさんと渡邊有紀さんが互いを被写体として写真におさめている作品「TWO SIGHTS PAST」。2008年にブタペスト(ハンガリー)にてこの作品の写真展が開催された際に、現地を訪れた2人。前回につづき、その時の写真をお届けします。
結城浩「数学ガールの秘密ノート」
第55回 おいしい掛け算の作り方(後編)
書籍化第二弾『数学ガールの秘密ノート/整数で遊ぼう』が12月12日に発売予定の、結城浩さんの「数学ガール」連載。前回に引き続き、ポニーテールガール・ユーリとベクトルの掛け算のお話です。ベクトルの内積の定義を理解できたユーリでしたが、どうしてこれがベクトルの掛け算といえるのか納得のできない様子。「僕」といっしょにその意味を探っていきます。
●ショートショートケイクス
こんにちは、cakes編集部Dです。最近こちらの欄をバイトやインターンの子たちに任せているので、仕事をサボっている思われているようです。
そんなことはありません! 彼らの書いたものをチェックするのも僕の重要な仕事。せっかくこの会社に来たのだから、プロの仕事(!)に触れていい経験をしてほしい。だから真剣に原稿の赤入れをしています。時々興に乗りすぎて、赤字を入れすぎてしまうこともありますが、それをみて何かを感じてほしいなと思っています。
ちなみに今日も、インターンの金田さんにこのショートショートケイクスを書いてもらいました。いい原稿を書くコツは、自分の好きなことを書くこと。原稿に気持ちをぶつけること。それをわかってほしくて、ちょっと赤字を入れすぎてしまった感もありますが、現役女子大生の初々しい文章をぜひお楽しみください。
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こんにちは。私服を選ぶのが面倒で、説明会がない日にも制服感覚でリクルートスーツを着こみ出かけるようになりました。絶賛就活中のインターン金田です。
12/3日にcakesでも連載中の、白河桃子さんによる「格付けしあう女たち―女子カーストの実態」(ポプラ社新書)の刊行イベントに参加してきました。
著者・白河さんと評論家・宇野常寛さんとのトークイベントだったのですが、ワーキングマザーのあり方を鋭く指摘する白河さんの視点と「共働きの夫婦が子育てをするのは100%無理ゲー」と宇野さんが日本の問題点についてばっさりと切っていくトークの切れ味が、素晴らしかったです。
社会的にも女性としても若輩者である私はふむふむとメモをとり続けました。
私自身、現在彼氏はなくカーストでいえばなかなか下位にいるのかなあと思います。
そういえば先日、高学歴かつイケメン彼氏の絶えない友人の鞄の中からちらりと覗いていたものは「女性は話し方で9割変わる」でした。
一方自分の鞄に入っていたのは「ネオヒルズ・ジャパン」。
いや、違うんです。別にネオヒルズ族に憧れているわけじゃないんです。
ただちょっとプロレスラーの橋本真也さんの大ファンだったので、与沢さんのお顔を拝見していると、闘魂三銃士時代を思い出して涙が出てくるんです。
週刊プロレス別冊(秋季号) 2005年09月01日号
「橋本真也緊急追悼特集 さらば橋本 破壊王よ永遠なれ」橋本真也緊急追悼特集
ただ、与沢さんは「創造的破壊」とか言っているそうですが、橋本さんこそが元祖「破壊王」です。
スクラップアンドビルドじゃありません。スクラップスクラップ、アンドスクラップ。残るのはカオスだけ。
もう少し言わせていただくと、私は「秒速で1億円稼ぐ」よりも、秒速で膝蹴りを食らわす武藤敬司選手の得意技「シャイニング・ウィザード」の方が好きですね。
天才実業家なんて呼ばれていますが、本当のジーニアス・武藤敬司にはかないません。
……こんな私が女子カースト上位になるには、どうしたらいいんでしょうか……?
cakesでも「格付けしあう女たち——ママカーストのリアルって?覆面実録座談会」の記事を掲載中です。家庭に入り、社会のしがらみから抜け出たかに見える彼女たちにも、
私たちには想像できないような苦しみがあるようです。私も読んで勉強しようと思います。
みなさんもぜひお読みになってみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか。いやあ、プロレスって本当にいいですよね。
明日もケイクスは更新されます。みなさん、ぜひおたのしみに!
(編集D)
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編集者の仕事とは原稿本来がもつ行間を汲み取り、本人すら気づいていなかったような心の声を立ち上がらせること、ですよね。お見事です。
参考までに編集Dの補足部分を赤色にしておきました。
(編集N)