第5回 戦略力を高めるフレームワーク1

今すぐ使えるフレームワークをご紹介する本連載。
イノベーションをもたらす企業が勝つ!と口で言うのは簡単ですが、イノベーションの前に立ちはだかるのは「トレードオフ問題」。あちらを立てればこちらが立たぬ、というような二律背反(トレードオフ)の状態を解決しなければなりません。今回は、トレードオフ問題を突破する「ブレイクスルー戦略」をご紹介します。

◆二律背反の問題を突破する「ブレイクスルー戦略」

 企業経営には、数多くのトレードオフが存在します。
 トレードオフとは、日本語では二律背反と呼ばれています。ことわざの「あちら立てればこちらが立たぬ」や「二兎を追うもの一兎をも得ず」と同じで、一方の目標を達成するともう一方は達成できないという意味です。

 例えば、商品のパーソナル化とスピード、サービスの丁寧さと価格、携帯性と使い勝手、在庫削減と売逃し防止、組織の創造性と規律など、あらゆる分野に存在して経営者を常に悩ませます。
 しかし、その時、どちらか一方や中間の妥協点を選ぶことは、価値の高い経営判断とはいえません。そのような判断はスピーディにできるので短期的には有効ですが、長期的には優位性を生み出す可能性は少ないのです。

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戦略プロが選ぶ!最強の「フレームワーク」

丹生光

人はどんどん減っていくのに、仕事は増える一方だ!どうにかして効率化しないとパンクしてしまう――。 そんな多忙なビジネスパーソンを救うべく、25社以上の超有名企業を中心に支援してきた戦略のプロが一肌脱ぎます! よく聞くけれど意外と知らな...もっと読む

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