こんにちは。「毎日をより良く、より楽しく過ごすためのワザ=ライフハック」を紹介するブログメディア、ライフハッカー[日本版]編集部です。cakesの連載では、テーマごとにこれまでの記事をまとめて紹介しています。
前回は「眠れない夜」をなくす睡眠ハックまとめとして、習慣作りや対処法によって睡眠の質を上げるためのポイントをまとめました。
今回のテーマは「食事の科学」。食べることは誰にとっても大切であり、生きる上で必要なことです。それだけに、毎日をより良くするためにも避けては通れません。食事に関する研究結果やダイエットに役立つヒントなどを紹介します。
目次
1.実はスゴイ効果がある食べ物たち
2.ダイエットをしたいなら脳をだませ!
3.食事にまつわる気になる研究結果
1.実はスゴイ効果がある食べ物たち
食べるものによって栄養が異なるのはご存じの通り。そこで、実は知られざる効果がある食材をピックアップしました。毎日の食事や間食に、積極的に取り入れると健康に役立つでしょう。
ナッツ類
間食やお酒のおつまみには「ナッツ類」を選ぶのがベター。ラスベガスを拠点にしている栄養士のAndy Bellattiさんは「脂肪、タンパク質、食物繊維が入っている軽食を食べると満足感が得られます。ナッツや種子類は、この3つすべてが含まれる完ぺきな食品です」とオススメ(元記事)。たとえば、アーモンドはビタミンE、食物繊維、ポリフェノールを多く含みます。ピスタチオは他のナッツに比べても全体的に栄養素が高く、特に目の機能効果向上につながるといわれるアントシアニン、ガンを抑制するβシトステロール、免疫力がアップするポリフェノールが豊富(元記事)。
クルミ
上記のナッツ類に「クルミ」も含まれますが、これだけを別にしたのにはワケがあります。ビタミンB1が多いので疲労回復に役立つのもポイントですが、なんと「1日に75gのくるみを食べると、濃さ、生命力、躍動力、形、染色体異常の全ての面で、精子の質の向上が見られた」という研究結果があるのです。男性なら特に気になる効果。ですが、75gは結構な量ですし、カロリーも気になります。積極的に選びたくなる理由くらいに思っておくほうがよいかもしれません。
甘酒
冬の寒い日に飲むあったかい甘酒、おいしいですよね。実は甘酒、古くは夏バテ防止に愛されたそうです。ビタミンB1 、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸、すべての必須アミノ酸、そして大量のブドウ糖が含まれている、いわば和製栄養ドリンク。これらの栄養は病院の点滴とほぼ同じ内容であり、ブドウ糖以外は製法(後述)による差異も少ないのだそう(元記事)。
チョコレート(紅茶もご一緒に)
最近の研究では、成分構造が気分安定薬と似ている食べ物があることがわかったそう。Karina Martinez-Mayorgaさんが、全米化学協会の全国会議で、1700以上の食品と認可された抗うつ剤や市販薬の成分を比較した研究結果を発表しました。その結果、チョコレート、ブルーベリー、ラズベリー、いちご、紅茶、オメガ3脂肪酸が多く含まれる食品(鮭やナッツ類)は、気分安定薬の主要成分である「バルプロ酸」と構造的に似ているのだとか(元記事)。
納豆
夏に比べ、冬はエネルギーの消費量は増えますが、体が冷えて血流が悪くなるため、代謝が低下して脂肪を溜め込みやすくもなります。冬太りを緩和させる食材の1つとして納豆を食べるのがオススメ。低カロリー高栄養食品で、「ダイエット(リパーゼ、レシチンが、脂質の代謝を上げ、悪玉コレステロールを溶かす)」「心筋梗塞・脳梗塞の予防(ナットウキナーゼができてしまった血栓を溶かす)」「抗菌(納豆菌が他の菌の発育を抑え、体外に排出させる)」、「二日酔い・悪酔い防止(アミノ酸がアルコール分解酵素を作り出し、血中アルコール濃度を低下させる)」効果が期待できるのだとか(元記事)。
白湯
毒素や老廃物を押し流してくれる、血行が良くなり代謝が上がる、余分な水分を排出してくれる、ダイエット効果がある、便秘・肌荒れ・冷え症が改善する、寝起きが良くなる、むくみがとれる……これらすべての効果が期待できるのが白湯です。飲む際の温度は、体温より少し熱めの50〜60℃が最適だそうですが、実際に計れない人は「すすって飲める程度」と考えてください。コップ1杯の白湯を5〜10分かけて、ゆっくり飲むのが良いようです。インド発祥の伝統的な医学であるアーユルヴェーダでも、体のバランスを整えてくれる飲み物として推奨されているそうです(元記事)。
2.ダイエットをしたいなら脳をだませ!
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