東京都が行ったオリンピック招致のプレゼンをあれこれ分析してきましたが、さて、プレゼンがうまくなるには一体どうしたらいいんでしょうか?
まずは、場数を踏むことです。数をこなせば「こうやればうまくいく」「これは失敗する」というのがわかります。とにかくやってみることです。失敗してもかまいません。ワタクシも随分失敗しています。しかし失敗すれば、「ここをこうすればいいんだ」ということがわかりますから、勉強みたいなものですね。仕事でのプレゼンの機会があまりなければ、地域の行事や学校の保護者会、町内会だっていいですね。とにかく人前で話す機会を探すことです。
二番目には、プレゼンがうまい人のやり方を真似すること。これお金をかけずにやる方法があります。日本だったら外資系企業やIT企業が集まるトレードショーやカンファレンスに行って、企業のトップのプレゼンを見ます。実際に会場に行ってみるのが凄く重要です。登場の仕方、服装、ジェスチャー、声、テンポがわかります。こういうイベントで喋る営業マンや企業幹部は、時間とコストをかけてプレゼンを練習しているので、その技を見せてもらうんです。無料のイベントもかなりありますからぜひ行ってみてください。無料でプレゼンの勉強ができるわけですから、なんと幸福なことでしょう。さらにイベントによってはお土産をくれたりします。
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