●ピックアップ
川上慎市郎「R30::リローデッド」
【第29回】小学校で「インバウンド・マーケティング」をやってみた vol.3
魅力ある小学校として生徒増をはかるために動き出した美浜南小PTA。その方策として川上慎市郎さんが考えたのが「災害時にも機能する、webを活用した連絡システムの構築」。綿密に準備をした川上さんの提案は諸手を挙げて受け入れられるかと思いきや、意外な猛反対に遭い……。マーケティングのアイデアを実現するために一番必要なこととは? かたい頭を柔軟にしてくれるマーケティング論、小学校PTAの挑戦シリーズ3回目です。
大槻ケンヂ「小説 FOK46——フォークオーケン46歳」
【番外編】オーケンの「妄想愛娘とギター散歩」
感動の最終回を迎えた「FOK46」、あたたかいご声援にお応えして1話完結型の番外編を掲載していきます! 今回は、大槻ケンヂさんがギターを弾くようになってからハマりだした趣味「愛娘とのギター散歩」について。娘さんのいないはずの大槻さんの、かわいい愛娘とはいったい……!?
●連載
岸見一郎・古賀史健「嫌われる勇気」
第三夜 vol.3 哲人は教示する。「ゴルディオスの結び目を断て」
自らと他者とのあいだに線を引き、課題を分離せよ。哲人はそう語りました。他者の課題に介入せず、自らの課題には介入させない。それだけでわれわれの対人関係は一気に軽いものへと変貌すると。しかし、納得のいかない青年はなおも問います。課題の分離とは、人と人の絆を断ち切ることではないか。そんな態度が許されるのか。……哲人の答えは意外なものでした。
ティファニー・ライス「セイレーンの涙——見えない愛につながれて」
【第4話】作家はパーティーで課題を提出する
ある発刊記念パーティーに出向いたザック。楽しめずに会場内をうろうろしていたところへ階段の上から声をかけてきたのは、今朝顔合わせをしたばかりのノーラでした。なぜここに? さっき課題を出したばかりだというのに……。大人の女性に極上の恋愛を届け続けるハーレクイン社の刺激的な新レーベル”エロティカ”より、9月15日に発売された小説『セイレーンの涙——見えない愛につながれて』の一部をお届けします。
May_Roma「世界のどこでも生きられる」
縦社会原理主義に気をつけろ【第3回】アラフォー主婦・ミユキの場合(後編)
前回に引き続き、日本型の縦社会原理主義教にこりかたまった主婦・ミユキさん(仮名)の脳内を分析していきます。ミユキさんに限らず、日本人に多く見られる縦の人間関係を気にする人は、海外に出たときに大恥をかいてしまうかもしれません。よく読んで勉強しておきましょう!
堀江貴文「ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく」
第3章 働くことで一歩を踏み出す vol.3 「信用」は自分に貯めるもの
仕事への姿勢のネガティブさは、お金に対する「おそれ」に大きく影響されています。お金はたしかに「信用」のしるしだけれど、今はお金と信用が次第に分離してきたと語る堀江さん。「信用」の流通する時代で生き残るためには、どうすればよいのでしょうか。 11月5日(火)に発売される堀江貴文さんの書き下ろし単行本『ゼロ——なにもない自分に小さなイチを足していく』の内容を、cakesでいちはやくお届けしていきます。
青山裕企「彼女写真 in 名古屋」
名古屋編【第22回】コーンはのぞき穴
ソフトクリームのコーンをくわえながら街をぶらぶら。それ、食べちゃわないの?と聞くと、「こうやってね……」とコーンのはじっこから片目で僕をのぞいて、いたずらっぽく笑う彼女。笑ってごまかしたけど、思わずどきっとしちゃった。
横山光昭「年収200万円からの<貯金>生活&<投資>生活宣言!」
第30回:まとまったお金を投資するなら その1
今週からはある程度まとまったお金で投資を行いたいかた向けのアドバイス!お金があるからといって油断は禁物です。投資をしたことがない人、元本割れが怖い人、貯金を目減りさせずに守りたい人、必読! NHKあさイチ・TBSはなまるマーケット出演で人気沸騰の家計再生コンサルタント横山光昭さん著 「年収200万円からの投資生活宣言」からご紹介します。
喜多村みか「TWO SIGHTS PAST」
TWO SIGHTS PAST #46
2000年頃より写真家の喜多村みかさんと渡邊有紀さんが互いを被写体として写真におさめている作品「TWO SIGHTS PAST」。今回も#45に続き、宮古島を訪れたときの写真から。
松井博「IT時代の未来〜それはユートピアかディストピアか?」
3Dプリンタは普及するだろうか? IT化の波【第10回】
3Dプリンタが一般家庭に普及するわけない。そんなふうにいう識者も沢山いますし、確かに一理あります。しかし私は、3Dプリンタは一般家庭に入ってくると考えています。なぜそうなるのか?そしてそれは社会にどんな変化をもたらすのか、考えてみました。
finalvent「新しい「古典」を読む」
【第47回】『生きがいについて』(神谷美恵子)後編
神谷美恵子『生きがいについて』評、後編です。精神科医であり、翻訳家であり、作家でもあった神谷美恵子。語学の素養と、深い教養を持った神谷が、「生きがい」についての本を書いた理由とはなんでしょうか。後編では、神谷が生涯尽くしたハンセン病医療の中で、患者と向き合うことで得た「生きがい」の本質について。稀代の才媛・神谷美恵子自身に迫る書評です。