藤田晋 (サイバーエージェント)vol.2 あえて、いまは専制君主になる。

日本株ファンドの「ひふみ投信」で抜群の成績を残しているファンドマネージャー藤野英人氏がイケてる日本の経営者にインタビューし、投資家の目線で成長の秘密をひもといていく対談シリーズ。50歳以下の経営者を取り上げるアニキ編の第2弾は、日本のネットベンチャー企業の雄、サイバーエージェントを立ち上げた藤田晋社長が登場。サイバーエージェントは、いま広告代理店からメディア企業へと大きく舵をきり、現在は技術力を強化している。それを率いる藤田社長は、マネジメントから服装まで以前と大きく変化していた。

スケジュールの95%が技術者との打ち合わせ

藤野 アメーバ事業(アメーバブログなど)の躍進をベースに、ゲームなどを海外でも展開していますよね。今後、世界のなかでどういう存在感を示していきたいですか。

藤田 会社のロードマップとしては、インターネット分野における広告代理店からメディア企業へ。そして技術力を強化し、世界的な企業に、と考えているんです。いまのステータスは、広告代理店からメディア企業に転換したところで、目下技術力を強化しています。技術力がないと、ネットビジネスは言語に縛られてドメスティックにしか展開できない。いま、グローバル化、海外進出というとすべて正当化されるような風潮がありますが、それは危険だと思います。言語に関係なく使われるインターネットサービスは、GoogleやAmazonのように圧倒的な技術力があるものです。いま、僕のスケジュールの95%は、技術者との打ち合わせで埋まっています。

藤野 技術力を上げるための要素はいろいろありますよね。優秀な人を採用したり、社内で教育したり……。

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イケてる経営者が日本を救う

藤野英人

日本株ファンドの「ひふみ投信」で抜群の成績を残しているファンドマネージャー藤野英人氏がイケてる日本企業の経営者にインタビューし、投資家の目線で成長の秘密をひもといていく対談連載。50歳未満の「アニキ編」と50歳以上の「オヤジ編」の2編...もっと読む

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