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ペンネーム:さら
MBさんこんにちは。いつも楽しく拝見しております。
今日はSNSとの向き合い方についてご質問させてください。私は医療系のスキルアップ講師をしています。
仕事のコンテンツが多いことや顧客層に幅があるため仕事でInstagram、Facebook、Twitter、noteなど複数を使用しています。しかしオフラインの仕事も忙しくSNSを更新する時間の確保と種類の多さに悩まされます。
MBさんもメルマガにYouTubeにVoicyにInstagramなどなどたくさんのコンテンツを使用されていますが辛くなることはありますか?本業のアパレルのお仕事や打ち合わせ等ご多忙だと思います。
どのように向き合ってらっしゃるのかお伺いしたいです。よろしくお願いします。
ありがとうございます。コンテンツと作業時間の整理についての質問ですね。
コンテンツは「誰をどこまで成長させるか」で決まる
参考「MBコンテンツロードマップ」
僕は10年くらい前から、コンテンツのロードマップを作るようにしています。先日のリニューアルの際にも再びロードマップを作り替えました。顧客導線を明確にし、お客様が迷わないように、なるべく把握しやすく進みやすく整理しています。後述しますが今の僕はコンテンツが多岐にわたっているので100%理解できるほど整理するのは難しいのですが、それでもかなり整頓されている方かと思います。
これはショップスタッフ時代の経験から学んだことです。洋服屋さんにはVMD(ヴィジュアル・マーチャン・ダイジング)という概念があります。洋服の陳列や店内装飾のロジックのことなのですが、「接客や誘導なしにお客様が自動的にレジまで商品を持ってきてくれる」ように店内を整えることがVMDの目的です。どこに何があるか、どれを買えばいいのか、それが店員さんのアドバイスなしでも理解できるくらいの「明確な導線作り」です。
VMDは面白くて、「この属性のお客様はこういう商品を望み、店内でこういう動き方をするんじゃないか?」と仮説を立てそれに基づいた陳列をします。ハマれば売上は上がり、ハマらなければ売上は下がります。それをリアルタイムに観察、一定期間の数字で計測し、ブラッシュアップを続けていき、理想的なお店作りを目指していくのです。
コンテンツ作りやビジネスの構造設計も、僕は全く同じだと思っています。例えば「今シーズンこのデザインのTシャツが売れているから、近くにそのTシャツによく似合うパンツを陳列しよう」とか「隣の店からの流入を考えると、隣の店では靴が売れているからそれに似合うパンツを入店直後にマネキンで見せよう」などと仮説をたてて導線を作るわけですが、コンテンツも同じです。