マッカーサー「日本人は12歳の少年のようなものだ」

歴史に名を残す人物たちも、実は「愚痴」をこぼしながら生きていた! 渋沢栄一から夏目漱石、豊臣秀吉にナイチンゲールまで、人生の苦境で言わずにおれなかった愚痴150篇。女性への未練、お金の無心や仕事の焦り、家族への恨みなど現代人と変わらない不平不満です。読めばなぜか勇気がわいてくる、愚痴ノンフィクション! 10月21日発売の近刊『人間愚痴大全』より特別公開します。(提供元:小学館集英社プロダクション)

60代、人間関係にまつわる愚痴

マッカーサー(軍人)

1880年-1964年。アメリカ陸軍元帥。参謀長として第一次世界大戦に参加、太平洋戦争では米国極東軍司令官、西南太平洋方面連合国軍総司令官となり、戦後、日本占領の連合国軍総司令官。朝鮮戦争では大統領と意見が対立し解任となる。

日本への期待を込めた総司令官の真意

戦後、連合国軍最高司令官として日本の占領政策を率いたダグラス・マッカーサー。トレードマークのパイプを咥え、サングラスをして厚木基地に降り立った彼は、当時既に65歳と高齢者の域に達していたわけだが、今見ても確かにカッコよい。

敗戦国に乗り込んできた占領軍のトップであり、時に高圧的に民主化政策、占領政策を推進してきた人間であるから、通常なら日本人からは恨みを買ってもおかしくはない立場にあったはずだ。ところが、マッカーサーは占領下の日本人にも大変な人気があった。何十万通というファンレターが寄せられたといわれているのだ。

ところが、そんなマッカーサー人気に急に陰りが見えた事件があった。それは、彼が最高司令官の職を解任されて帰国後、母国アメリカの議会で

日本人は12歳の少年のようなものだ

と発言したことがきっかけである。

英米人は45歳の壮年で、ドイツも同じくらいと評した後の発言なので、「日本人を馬鹿にしてる!」という批判が湧き上がり、マッカーサーの人気は、急激に落ち込んだのだという。

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なぜか、勇気が出てくる。不平不満の150篇。

人間愚痴大全

福田 智弘
小学館集英社プロダクション
2021-10-21

この連載について

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なぜか勇気が出てくる 人間愚痴大全

福田智弘

「今日も飯はうまくない」「アルコールでごまかすより外なかった」 天才と呼ばれる作家に芸術家、世界を変えた政治家に勇猛な武将まで、歴史に名を残す人物たちも、実は「愚痴」をこぼしながら生きていた! 渋沢栄一から夏目漱石、豊臣秀吉に...もっと読む

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setagaya121 #スマートニュース 10日前 replyretweetfavorite

benedictine555 #スマートニュース 14日前 replyretweetfavorite

Takuya19339753 #SmartNews ユーモア 何を言っても 日本人は 否定的に捉える割合が 高いだろうから 仕方ない https://t.co/ohHeOeUm3z 15日前 replyretweetfavorite

toru31117027 #スマートニュース 15日前 replyretweetfavorite