わかる日本書紀

冠位十二階の制定【第33代③】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した書籍『わかる日本書紀』シリーズ第4巻から、日本の正史を学ぶ連載。今回は第33代、推古天皇の御代のお話(提供元:西日本出版社)。

冠位十二階(かんいじゅうにかい)

推古十一年(六〇三)十二月五日、日本初の冠位(貴族の階級)※1を制定しました。

大徳(だいとく)、小徳(しょうとく)、大仁(だいにん)、小仁(しょうにん)、大礼(だいらい)、小礼(しょうらい)、大信(だいしん)、小信(しょうしん)、大義(だいぎ)、小義(しょうぎ)、大智(だいち)、小智(しょうち)の十二階です。

各階の色の(あしぎぬ)※2で冠を縫い、頂はつまんで嚢(ふくろ)状にし縁(ふち)を付けました。
貴族は各位の冠をかぶり、元日だけは冠なしで、髪に髻華(うず)※3を挿すことになりました。

十二年(六〇四)正月元旦、日本で初めて、臣下たちにそれぞれ冠位を授けました。

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わかる日本書紀

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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