人間の耐用年数は元々50年に設定されている?
いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。
先日、僕のnoteに、40代前半の男性から、「40歳を超えてから熱狂や不安が減った気がする。家庭も安定していて、趣味や好きなことも淡々とやっている感じ。林はどうだったか?」というような質問が来ました。なるほど、僕の場合どうだったでしょうか。
お店を始めてから気づいたことがありまして。お店には製氷機とか冷蔵庫とかガスレンジとか椅子とかステレオ装置とか、色々と設備がありますが、そういうのってだいたい6年から10年くらい経つと壊れてしまうんです。
自宅のモノって荒い使い方をしない限りめったに壊れませんが、お店で使うモノ、例えばCDプレイヤーだと1日10時間以上かけっぱなしなので、さすがに数年で壊れてしまいます。
bar bossaも24年間も営業しているので、しょっちゅう補修や買い直しばかりやっていまして、「ありとあらゆるモノは寿命があるんだなあ」と日々感じています。
そんなことを経験していると、人間の身体も寿命があるんだなあと、当然ですが気づいてしまいました。おそらく、元々人間のハードの寿命は50年くらいに設定されているのではないでしょうか。明治・大正時代でも平均寿命は44歳前後、もちろん江戸時代以前はもっと短いです。
たまに、とても頑丈な身体の人がいて、70歳とか80歳まで生き延びてしまったけど、ほとんどが50歳くらいまでに何らかの病気にかかったりして亡くなっていたのでしょう。
元来人間が持っている成長ホルモンやアドレナリンやセロトニンといわれるホルモンのほとんどは、加齢によって分泌量が減っていくそうです。それによって、「仕事や勉強にかけるやる気」とか「熱い恋心」みたいな、若い人特有の気持ちも少なくなっていくのだと思います。
僕が24年間で見てきた人たちの傾向としては、年齢を重ねて40歳を過ぎた辺りから、そういう若い人に特有の気持ちみたいなのが薄れてきて、その人の元々持っていた「独特の個性」や「譲れないもの」みたいなものが前に出てくるように感じます。
50歳以降をどう生きるべきか?
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