​noteで始める有料個人メディア

今回の「ワイングラスのむこう側」は、noteで有料の定期購読マガジン「bar bossa林伸次の毎日更新表では書けない話と日記」を運営している林さんから、noteの定期購読マガジンの始め方のコツをご指南いただきます。だれでも始められる個人メディア、ぜひ参考にしてみてください。

林さんの人気noteの作り方

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

最近、副業のことがよく話題になりますが、僕もnoteで有料の定期購読マガジンをやっているので、よく「あれって、どういう風に運営すればうまくいきますか?」って質問されます。なので今回はそのあたりをまとめていこうと思います。

まず、僕は日記から始めてみたんですね。こういうものを食べたとか、こういう本やレコードを買ったとかって毎日書いていたのですが、購読者はすごく少なかったです。毎日更新でひと月300円ということにしたのですが、例えば僕が村上春樹だったら、何千人も購読してくれたと思います。でも、僕はそういうわけにはいきません。日記は「この人のプライベートが知りたい!」という熱狂的なファンがいない限り、そんなには購読はされないようです。

その後、「ちょっと表では書けないようなコラム」を毎日書くことにしました。お気づきかどうか、僕は最近こちらのcakesでは恋愛ネタって控えているんですね。男女のことを書くと、どうしても批判的な意見が飛んでくるのでなんか嫌になってしまって、でもやっぱり婚活とかモテるモテないとかってネタはみんな好きなので、「ペイウオール」を作ったというわけです。

他にも「質問コーナー」を作ったのですが、これすごく人気があります。質問コーナーであれば、僕もネタを考えなくていいのと、その質問を受けることによって、「そうかあ。最近の若い人はこういう恋愛を悩んでいるんだ」って勉強にもなるし、僕が他の媒体で書く時のアイデアの元にもなります。

あと僕は、「飲食店ネタ」というのを意識的に書いています。飲食業に従事している人ってたくさんいるのですが、意外と文章として書く人って少ないので、その辺りを狙っています。例えば、プロ麻雀について定期購読マガジンを書いている福地誠さんという方がいるのですが、その方は僕よりもずっとたくさんの人に読まれているようです。麻雀って人によってはニッチに聞こえるかもしれないけど、そこにはお金を払ってでも情報が欲しい人がたくさんいるんだと思いました。

あるいは、「海外に住んでいる方の情報」ってよく購入されるようです。例えばアメリカに住んでいて、最新のIT情報を教えてくれる松井博さんや、マレーシアに住んでいて、現地の教育事情なんかを教えてくれる野本響子さん、中国に住んでいて、中国人と日本人の習慣や考え方の違いなんかを教えてくれる華村さんあたりを、僕も購入しています。

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林さんの小説が文庫化されました

ケイクス

この連載について

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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コメント

runnernobu 「「あれって、どういう風に運営すればうまくいきますか?」って質問されます。なので今回はそのあたりをまとめていこうと思います」 noteで始める有料個人メディア https://t.co/g2ZTdgMjyJ 2ヶ月前 replyretweetfavorite

shigoowaharaher 待ってまーす @kuro_avd 2ヶ月前 replyretweetfavorite

stwtcpld うおお、僕の名前が!!ありがとうございます!!! noteで始める有料個人メディア|林伸次 @bar_bossa | 2ヶ月前 replyretweetfavorite