わかる日本書紀

オールジャンルで優秀な聖徳太子の愛され力【第33代①】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した書籍『わかる日本書紀』シリーズ第4巻から、日本の正史を学ぶ連載。今回は第33代、推古天皇の御代のお話(提供元:西日本出版社)。

日本初の女帝の誕生

カシキヤヒメ(豊御食炊屋姫天皇=第三十三代推古※すいこ天皇)は、欽明(きんめい)天皇の二番目の皇女で、用明天皇の同母の妹にあたります。

カシキヤヒメは、幼いころはヌカタベ(額田部)皇女と呼ばれ、容姿端麗で振る舞いも正しい方でした。十八歳のとき、敏達(びだつ)天皇の皇后になりました。
ところが、カシキヤヒメが三十四歳のとき、夫の敏達天皇が亡くなり、三十九歳のときには敏達天皇の次に即位した崇峻(すしゅん)天皇が即位後わずか五年で蘇我ウマコ大臣に暗殺されて、天皇の位に即く者がいなくなってしまいました。

敏達天皇の皇后であったカシキヤヒメは、臣下たちから天皇の位に即くよう乞われました。
カシキヤヒメは三度目にようやく承諾して、十二月八日、豊浦宮(とゆらのみや)※1で即位しました。
第三十三代推古天皇です。

推古元年(五九三)正月十五日、天皇は仏舎利を法興寺仏塔の中心の柱の礎の中に納め、十六日その柱を建てさせました。

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わかる日本書紀

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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