​飲食店で不快な思いをしたとき、どうすればいいのか?

美味しいものを食べたり、お酒を飲んだり、楽しい思いをしたくて行った飲食店で、不快な思いをしてしまうことがあります。そういう時、客の立場としてどのように振る舞えばいいのでしょうか。bar bossa店主・林伸次さんと考えます。

店内で爪を切るスタッフをどう思うか?

いらっしゃいませ。
bar bossaへようこそ。

先日、僕のnoteの方に、「ある飲食店の厨房で、店のスタッフが爪を切っていた。すごく不快でした」というような話が届きました。また、「ある飲食店のカウンターで、横に並んだ他のお客さんが、こんな時期にすごく咳き込んでいた。そんなときはどうすべきか?」というような質問が届きました。お店で不快なことってありますよね。今日はそんな話を書いてみます。

まず、人前で爪を切ることについて、ちょっと検索してみたところ、イギリスでは人前で爪を切るのは下品という話があるそうです。人間の身体についていたものが、その人から離れてしまうと、それは不潔なものになってしまう、という法則ですよね。どれだけ素敵な人の髪の毛でも、抜けて床に落ちてしまえばただのゴミですし、胃腸の中ではただの気体でも、上か下から外に出てしまえば下品な存在になってしまいます。

美しい手の先にある磨かれた爪も、その人についていれば美しいですが、一度切ってしまえば不潔な存在になってしまうというわけです。人によっては、人前で爪を切るのは人前で排泄行為をするのと同じこと、なんて意見もありました。イギリスの人に直接聞いてはいませんが、もし本当ならまさか飲食店の厨房では絶対爪は切るべきではないですね。

さて、このようにお店の中でスタッフが何か不快なことをしていたのを目撃した場合、どうするべきなのでしょうか。お店の立場としては、できればその場で伝えていただくのが一番なのですが、そういうのってちょっと言いづらいですよね。すごくご面倒ですが、後でメールか何かでお店の方に、「今日、伺ったのですが、店内でこういう不快なことがありました」って連絡して頂けるととても助かります。

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林さんの小説が文庫化されました

ケイクス

この連載について

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ワイングラスのむこう側

林伸次

東京・渋谷で16年、カウンターの向こうからバーに集う人たちの姿を見つめてきた、ワインバー「bar bossa(バールボッサ)」の店主・林伸次さん。バーを舞台に交差する人間模様。バーだから漏らしてしまう本音。ずっとカウンターに立ち続けて...もっと読む

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cookingdaichan 飲食店で不快な思いをしたとき、どうすればいいのか?|林伸次 @bar_bossa | 親しい店ならオーナーに率直に伝えるけど、そうでないならもう行かないかなあ… https://t.co/ZaGm2EH12D 3ヶ月前 replyretweetfavorite

ShosukeSekikawa ”「メモ用紙を渡す」って意外と有効です” へぇ~、なるほど! ​ 飲食店で不快な思いをしたとき、どうすればいいのか?|林伸次 @bar_bossa | 3ヶ月前 replyretweetfavorite

datadisk_tokyo メモ、僕も助けてもらったことがあります。:D 飲食店で不快な思いをしたとき、どうすればいいのか?|林伸次 @bar_bossa | 3ヶ月前 replyretweetfavorite

AizuLover “「メモ用紙を渡す」って意外と有効です。ぜひお試しください。”​ なるほど〜。何かあれば試してみよう! 飲食店で不快な思いをしたとき、どうすればいいのか?|林伸次 @bar_bossa | 3ヶ月前 replyretweetfavorite