どうも。
前回、ものすっごく冒頭文が長くなって本編化してしまった花組の感想において、最後の締めくくりに「もっと頑張る」的なことを書いたのですが、具体的に何を頑張ろうかと計画を立ててみたんですよ。
で、まずは身近な所から!と思って、「今頑張ってない」事をリストアップしたのですが、その中のひとつに 「TwitterとInstagramの更新のしなさ」がありまして……。
今年、2022年は特にヤバいっすね。
相当呟いてないし、相当写真撮ってない。
本当に申し訳ございません。
なんなら、花組千秋楽の翌日からTwitterとInstagram立ち上げた、鞠花ゆめ様の方が既に投稿数上回っている……。
つうか、この3年間のインスタの投稿数、1か月位で上回るんちゃうか……?という破竹の勢い。
すげえよー。 ほんとすげえよー。
ワイなんて、あーでもないこーでもない、と文字を打っては消し、打っては消しを繰り返した結果、 「あ……あ……」と、カオナシのような呟きが下書きに溜まっていく……という、負のスパイラルから抜け出せないんよ。
でも……抜け出さないとですよ。頑張るって決めたので。
まずは投稿を頑張ることにします。
この記事が投稿される頃にはとんでもねえインスタグラマーが爆誕してる………………かもよ。
というわけで、今度こそ前々回の続きです。どうぞ。
30日後に泣くたそ
突如目の前に立ちはだかった22000文字の壁。
とてつもなく高い壁に途方にくれた……が!!
残された時間は、あと1か月。
しかも、他の案件も抱えている。この業務だけに専念できるわけでもない……。
途方に暮れまくる余裕などなく、早急に、文字数の問題を詳細に紐解く必要があった。
プロットに記載した「起承転結」に基づいて、各パート15分ずつの展開にすると仮定し、1パートの文字数は5500文字。
おお! これなら、プロットに1500文字足すだけ……!!
1500文字足す「だけ」……!!
それができたら苦労しねーよ!!!!
またしても喫茶ルノアールで発狂しそうになってしまうが、なんとか感情を押し殺し、最初の壁である、起承転結の「起」5500文字に取り掛かる。
その日から、〆切へのカウントダウンが始まった。
1日目: プロローグを考える。
「リーダーっぽい子が教室に入って来る。椅子を並べていく」
……ここまでで何文字……え?! 26文字!? 嘘やん……
泣くまであと30日
2日目: 昨日の続き。
「本を読む一同」
……ここまでで……に、にひゃく……というか、物語の始まり方はあんな感じで良かったのだろうか。
泣くまであと29日
5日目: 昨日の続き。
やっぱり一度書き直すか……?
始めはやっぱり全員で出てきて、椅子を並べて座って……
200文字打っては消し、200文字打っては消す……
やばい、後で考え直すとして、とりあえず書こう……!
泣くまであと25日
15日目: なんとか起承転結の起が書き終わった。
文字数は……4000ちょい……うそだろ……1500文字足りない。
仕方ない。起承転結の「承」で取り戻そう。
……でも待って。15日間で4000文字。
なら、22000文字書ききるには何日かかってしまうん?
このままじゃ……間に合わないの……か……?
ドクン!と心拍数が上がる。
小劇場に出られなかった時のような、突き刺すような痛みが身体に駆け巡った。
私はゾッとした。
ただただ、依頼主とキャストの方の顔が浮かぶ。会わせる顔などないのに。
不安で眩暈がしてきた。
「作業の時間を増やさなければ……!」
通勤時の電車の中、昼休憩時、休日……
時間を見つけてはひたすら書き続ける。
時にナポレオンになろうとも、エジソンになろうとも。
読み返す暇もなく、ただただプロットを詳細に膨らましていく。
泣くまであと15日
23日目: あと一週間! なのに書けてない! 急げ急げ急げ!!!
泣くまであと7日
29日目: あああああああああああああああああああああといちにちぃいいいいいいいいいいいいいいあああああああああああああ!!
泣くまであと1日
30日目: うわーん
30日後に泣いたたそ
〆切当日。
脚本の文字数は15000文字。
全然足りない。 でも、時間切れ。
一応、なんとか結まで書ききり、先方へ提出した。
身も心もボロボロ。なのに「やり切った」という思いも、正直無い。
「これで良いのか?」という気持ちが纏わりついて、正解の道を歩んでこなかった気がした。
不安な気持ちを抱えながら、先方からの返答を待った。
先方が文字数と分数の目安を知っているかはわからないが、数々の作品を手掛けていたらなんとなく肌感でわかるのではないだろうか。
そして「これでは一時間には程遠い!」と、電話が掛かってくるのではないか。
そして御宅の社員はどーゆー教育してるんだ!とお怒りになるのではないか。
そしてそしてそして……
逃げよう。全ての方に多大なる迷惑をかけてしまう前に。……いや、その方がもっと迷惑をかけるのでは!
逃げ出したい気持ちを押し殺し、ひたすら待った。
そして返信が来た。
先方からは、起承転結の詳細に関しては問題なく、今後演出を付けたり、歌唱部分の分数で、トータルどれくらいの時間を要することになるのかを知りたい、という返事を頂いた。
……先方様のメールの文章からは、「怒り」を感じることはなかった。
少しだけほっとしてしまった自分がいた。
その旨を上司に話すと、上司は
「怒られる訳ないじゃん!」
と、若干驚いていた。
それを聞き、拍子抜けした私に、上司はこう続けた。