連載を代表する名レシピがパワーアップ「たらとじゃがいものピポグラタン」

今回は連載初期に登場した「ピポグラタン」のレシピを改めてご紹介します。その美味しさに作った人たちも大絶賛、馬田さんの代名詞的なレシピになっています。前回よりもより現地に寄せたレシピになっているので、ぜひお試しください!

cakes読者のみなさま、こんにちは。

世の中いろんなグラタンがありますが、今回はポルトガルの超個性派「ピポグラタン」をご紹介します。メイン素材はたらとじゃがいも、味のアクセントは、ビネガーで酸味とうま味をきかせた炒め玉ねぎソースとマヨネーズ。ホワイトソースも生クリームも使いません。この玉ねぎソースのさっぱりした感じが飽きが来なくて、もう何回作ったかな。実は連載の超初期にも一度ご紹介しているのですが、当時のレシピは玉ねぎソース抜きのクイックバージョン。今回はフルのオリジナルをご紹介します。

干しだら(バカリャウ)はポルトガルの代表的な食材ですが、特にクリスマスイブにはマスト。ポルトガルはカトリック国なので、イブには肉ではなく魚を食べます。ポルトガルの場合はほぼバカリャウ。以前、バカリャウがあまり好きじゃないというポルトガルの友人が「イヴに実家に帰るとさ、おばあちゃんと母さんとおばさんたちが腕によりをかけたバカリャウ料理が大量に並んでて、食べろ食べろって勧められるから正直帰るの怖い」とぼやいていて、思わず笑ってしまったことがありました。ちなみにバカリャウは、塩漬け後にカチカチになるまで干してあるので、数日水で戻し、柔らかくしてから料理に使います。日本では、干しだらの代わりに甘塩のたらが、ほどよく塩がきいて便利です。


ちなみにピポグラタンという名前は私の思いつきで、正式名称は「Bacalhau a Ze do Pipo(バカリャウ・ア・ゼ・ド・ピポ)」。直訳すると「ピポ氏のバカリャウ」といった感じで、この料理の考案者のピポさんの名前が料理名になっています。

では、パパッと作っていきましょう。

Menu do dia 本日のメニュー
「たらとじゃがいものピポグラタン」

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
ポルトガル食堂

馬田草織

ポルトガルや南蛮絡みのエピソードが大好きな編集者・ライターの馬田草織さんが、仕事現場や旅先、日常で気になった食のサムシングと、それにちなむおつまみ&ぴったりなお酒を月替わりでご紹介していく、家飲みも外飲みも楽しむ人へ捧げる至福のほろ酔...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

gohstofcain やっと作れました!前のレシピも美味しかったけれど、これは超〜美味しい。 13日前 replyretweetfavorite

7overlap これ作ろ〜 27日前 replyretweetfavorite

saoribada cakes 連載「#ポルトガル食堂」更新しました。 「たらとじゃがいものピポグラタン」 https://t.co/w7GgvCkNUc 甘塩たらの切り身は、骨も少ないし使いやすいしクセがないし、手頃過ぎるお値段だし、グラタンに… https://t.co/FTLmhyhaNl 30日前 replyretweetfavorite