そもそもカレーとはどういう料理か
人気の料理、カレー。人によって作り方は様々ですが、どうやって作ってもおいしくなるという偉大な料理です。そんなカレー作りの強い味方が「カレールー」の類。スーパーに行くとたくさんの種類が並び、どれを選べばいいか迷いませんか?
カレールーを選ぶ前に〈そもそもカレーとはどういう料理か〉をさらっておきましょう。
大別するとカレーにはインド式と日本式の2つの流れがあります。インド式といってもインドは広いですから北から南、地方まであらゆる種類があり、実際には「これがインド式!」というカレーは存在しませんが、共通する特徴として〈小麦粉を使わない〉ことがあげられます。玉ねぎ(とにんにく、生姜)を手早く炒めてベースを作り、そこに素材やスパイスの味を重ねていくのがおおまかな作り方。
一方、日本式は欧風カレーとも言われ、日本の洋食文化のなかで独自に発展したものです。じっくり炒めた玉ねぎをベースに、よく炒めた小麦粉=ルー+イギリス生まれのカレー粉が入り、それをブイヨンなどで伸ばしていく形で、カレールーで作れるのはこちらのカレーです。
とはいえ、日本のカレーはどちらかにはっきりと分類できるものではなく、インド料理店で食べるカレーもどこかしら日本化していますし、日本式のカレーにもインド料理の影響が取り入れられています。この2つの流れのあいだにグラデーションのように広がっているのがカレーの世界です。
おすすめはインド式カレーを簡単につくれるあの商品
カレールーは完成された製品なので味が安定するというメリットはありますが、画一化してしまうというデメリットもあります。僕が使っているのはインド式カレーのエッセンスが取り入れられたこちらの製品です。
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