日本史における天皇#2】白河天皇 見直される「院政」の意味

この連載では、週刊東洋経済に掲載された記事からcakes読者にお読みいただきたいテーマをピックアップしてお届けします。(提供元:東洋経済新報社)

※この記事の情報は、『週刊東洋経済』2019年9月9日発売当時のものです。

院政の創始者
白河天皇 見直される「院政」の意味

東京大学 教授・本郷恵子

 平成の天皇が高齢による退位の意向を示されたことを受け、天皇と上皇との権威の二重化、すなわち中世に始まった「院政」が再現される可能性があるのではないかと問題となった。

 実際に代替わりが行われてみれば、新天皇の存在感は日々増しており、上記の懸念が杞憂だったことは明らかだろう。ただ、組織の第一線を退いたはずの人が、隠然たる権力を振るい続ける様子を「院政を敷く」と表現するように、近代以降「院政」は、天皇を抑圧するものとしてネガティブに捉えられてきた。はたして本当なのか。「院政」開始の事情、その歴史的な意義を振り返ってみたい。

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