俺の人生は苦境の連続だよ」エディソン

歴史に名を残す人物たちも、実は「愚痴」をこぼしながら生きていた! 渋沢栄一から夏目漱石、豊臣秀吉にナイチンゲールまで、人生の苦境で言わずにおれなかった愚痴150篇。女性への未練、お金の無心や仕事の焦り、家族への恨みなど現代人と変わらない不平不満です。読めばなぜか勇気がわいてくる、愚痴ノンフィクション! 10月21日発売の新著『人間愚痴大全』より特別公開します。(提供元:小学館集英社プロダクション)

50代、不遇・人生にまつわる愚痴

エディソン(発明家)

1847年-1931年。アメリカの発明家。オハイオ州生まれ。「発明王」の異名をとり蓄音機や白熱電球など数々の発明、改良を行う。1882年にはエディソン電気照明会社を設立。これがGE(ゼネラル・エレクトリック社)の前身となる。

発明王が新入社員についもらした不遇

「発明王」として知られているエディソン。蓄音機、電信機、電話機、白熱電球、アルカリ蓄電池など数々のものを発明、改良し、人類の生活を大きく変えていった偉人である。

エディソンが生涯で取得した特許は1300以上という。最初の特許取得が22歳の時であるから、それから亡くなるまでの62年間、平均で毎年約21件、毎月2件近くの特許をとり続けた計算になる。まさに「発明王」と呼ばれるのにふさわしい人物だといえよう。

そんな彼が56歳の年に、入社したての人物に

俺の人生は苦境の連続だよ

と語っていたという。華やかに思えるエディソンの人生は、本当に「苦境の連続」だったのだろうか。

エディソンが正規の学校教育をほとんど受けておらず、小学校は3カ月で退学した、というのは有名な話だ。

「1+1はなぜ2になるの?」

そんなごく基本的なことに「なぜ?」「なぜ?」と疑問を投げかけ続けたことが原因だったともいわれる。


その後、母からの教えと独学で学び、12歳の時には鉄道内で新聞を売る仕事をした。その列車内で実験室をつくったのだが、誤って爆発事故を起こして車掌に殴られ、耳に障害を負ったという逸話もある。これにより、のちに蓄音機などの発明の際、不自由することになる。

エディソンの最初の発明は「電気投票記録機」だったが、これは需要がなくまったく売れなかった。

「発明王」となってからも苦境は続いた。電気自動車も発明したが、コスパが悪く売れなかった。ヘリコプターも発明しようとしたが、途中で爆発事故を起こし、開発をあきらめざるを得なくなってしまったという。

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福田 智弘
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