家事をやめる

人生に不要なものを完璧に捨てる方法が記された大ベストセラー本とは

掃除して洗濯して料理して皿洗って……生活に面倒な家事は付き物。のはずが、「ノー家事」生活を謳歌する人がいます。連載「買わない生活」が話題の稲垣えみ子さんです。あるきっかけから人生で初めて、面倒な家事を一切しなくとも清潔で快適、この上なく気持ちの良い暮らしを手に入れ、今や毎日が楽しくて仕方ないとか。圧倒的ローコスト、ローエネルギー、ローウェイストで幸福度が確実にアップする「ノー家事」生活の全貌とは。(提供元:マガジンハウス)

「こんまり式」に畳んでみたら、かさばるセーターやストールがコンパクトに! 収納がタンス一個の我が家には必需な技だと今更知る

家事をやめるにはまず、1にも2にも「不要なものの整理」。それに成功すればそれだけでほぼ家事は消えるし、逆にそれをしない限りは何も変えることはできぬ……と前回、クドクドと書いたところである。

何しろこれは、どれほどクドクドと言っても言い足りない最重要ポイントなのだ。経験者として自信を持って申し上げる。これが結局は一番の近道。これさえやってしまえば、あとは楽なモンだ。たちまちその日から家事は消える。

でもこれをやらぬまま、いくら便利なマシンを買ったり画期的な収納法を学んだりしても、物事は全く変わらない。

勿論「変えられる」人もいるかもしれないが、それは余程の家事の才能に恵まれた方である。いや、よく考えればそのような才能に恵まれていれば、そもそも家事の悩みなど持つこともないであろう。いずれにせよ我ら凡人にはイバラすぎる道。そこを目指すのはやらぬが花である。

というわけで、今回からいよいよその具体的な方法—すなわち、ちょっと前までは人一倍「不要なもの」に囲まれまくって生きてきて、なおかつその自覚も全くなく、「私は不要なものなんて一つも持ってない」し、それどころか「私にはもっともっと必要なものがある!」と暇さえあればそこらの店を覗いたりネットを検索したりして「欲しいもの探し」をしていた私が、いかにしてその膨大なモノどもの整理に成功し、ノー家事への道を歩み始めたのかを書いていこうと思うわけですが……。

世の中に溢れる「整理本」

ふと考えてみれば、今時の世の中には、すでにたくさんの「不要なものを整理する本」が溢れているのであった。

直ちに思いつくだけでも…… もはや堂々たる一般名詞となった「断捨離」。あるいは「捨てる技術」。あるいは「人生がときめく」片付け—。

などなど。そして改めて調べたら、それどころじゃなかったのである。ただ今も止まるところなく、続々と新たな整理本が出版され続けているのであった。となれば、今更私ごときがしゃしゃり出て何かをクドクド主張せずとも十分なんじゃ? という気がしないでもない。

だが、かくが如く新たな本が出続けているということは、これだけ情報があっても、結局は不要なものの整理に成功していない人がまだまだいるということでもあろう。ならば、言うべきことはまだ残されているかもしれない

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家事をやめる

稲垣えみ子

我が人生から、家事が、消えた。50年近くずっと格闘してきた家事が、気づけば、消えていた。 それなのに、家の中は整っていて、気分は晴れやか。しかも圧倒的ローコスト、ローエネルギー、ローウェイストという夢のような事態。そんなノー家事生...もっと読む

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