独習 教養をみがく#11】進化する「知の蓄え方」

この連載では、週刊東洋経済に掲載された記事からcakes読者にお読みいただきたいテーマをピックアップしてお届けします。(提供元:東洋経済新報社)

※この記事の情報は、『週刊東洋経済』2020年8月3日発売当時のものです。

インフォデミックを乗り越えろ
進化する「知の蓄え方」

ITジャーナリスト・松村太郎

 パンデミックの中で私たちの心中をかき乱し続けているのが、報道やインターネットを通じて押し寄せる不確かな情報の氾濫 = インフォデミックだ。

 インフォデミックは、感染症との戦いに大きな悪影響を与えている。フェイスブックやツイッターなどを通じて拡散される情報によって、マスクやトイレットペーパーの買い占めが起こるし、「42万人死亡説」や「コロナは風邪」のようなインパクトの強い情報ほど増幅して拡散されていく。知識人、専門家と呼ばれるような人たちですら、こうした強い情報に振り回されてしまいがちだ。テレビ、ネットメディアなども、増幅して拡散する役割を担うことが多い。

「縦のメディア」へ

 氾濫する情報に振り回されるような状況は、そう簡単には変わらない。しかし、個人ベースでは意識転換によって防衛できる。それは、「横のメディアからの情報摂取」を抑制し、「縦のメディアを活用した知の蓄積」を意識することだ。

 横のメディアとは多くの読者を集める拡散力を持ったメディアで、いわば量のメディア。それに対し、縦のメディアとは知の深掘りを狙った質重視のメディアである。

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