朝のバタバタを気分良く過ごす、3分ルーティーン

12,000人以上を「行動できる人」に変えた専門家、大平夫妻が、一流アスリートのルーティンを応用し、脳科学・心理学に基づいた、「仕事の現場で使えるルーティン」を50にまとめました。場面別で、どんな職場でも必ず使える「小さな習慣」で、いつでもどこでも、ダラダラ気分を抜け出し、「仕事モード」になれること、うけあいです! 『ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣(サンクチュアリ出版)』より全文公開。

朝を気分よくすごしたいときは「ドリンクタイム」を作る

誰だって、イライラ・モヤモヤしたり、時間に追われたりせずに、気分よく朝をスタートさせたいもの。でも現実は、寝不足だったり、二日酔いだったり、体調がすぐれなかったり、寝坊したり、子どもに手がかかったり、仕事の締め切りに追われていたりで、理想通りにすごせないことが多いのはないでしょうか。

「明日こそは」「一段落したら」「時間があれば」……、という条件つきで理想通りの朝をすごしたいと思う方も少なくないはずです。でも、条件が整う「いつか」を待っていても、理想の朝は永遠にやって来ません。なぜなら、「いつか」は永遠に来ないからです。私たちには常に「いま」しかないのです。だから、理想の朝をすごしたいなら、「いま」実践するしかないのです。

あわただしい中で、「いま」気分よく朝をスタートさせることができるためのルーティンをご紹介します。

それは、朝の「ドリンクタイム」。1杯のお気に入りのドリンクを飲む間だけ、すべてのことをいったん脇に置いて、あなたの理想の朝をすごしてみるのです。

朝は、1日で一番忙しい時間かもしれませんが、「あなたのためだけに使う」時間を、あえて確保する。 「まず、自分を満たす」ことで、気持ちに余裕が生まれ、自分を心地よい状態に保つことができます。1日の「入」の時間に気分よくすごすことができれば、日中何が起こっても、短時間でグッドコンディションに戻すことができます。

私たちは、気分がいいときは物事のプラスの面が見えやすくなり、気分が悪いときは物事のマイナスの面が見えやすくなります。これを、心理学用語では、「気分一致効果」といいます。

つまり、1日の「入」の時間に心地よい状態になると、ポジティブな発想になるので、物事や人に対して柔軟に対応することができるのです。

私は、毎朝「入」の時間に、1杯のコーヒーを自宅で飲むことをルーティンにしています。小学生の息子たちも一緒なので、朝はバタバタしていますが、コーヒーを飲む3分間だけは、ゆったりとすごすようにしています。たとえ、心配事があったとしてもいったん脇に置き、「ただただ、いまを味わう」ようにしています。

時間がないという方は、駅に向かう途中のカフェでお気に入りのドリンクを飲んだり、コンビニや自販機で缶コーヒーを買ったりするだけでも、自分のために時間を使うことになります。

私のお客さんには、ポットに入れた紅茶を、朝一番にオフィスのデスクで味わうことをルーティンにされている方もいます。彼女は、小さい子どもがいて、自宅ではゆっくりできないので、ドリンクタイムを会社で取ることにしたそうです。イライラが減って、余裕を持って仕事に対応できるようになったと、教えてくれました。

仕事が始まると、緊急の案件やトラブル処理、お客さんの都合など、さまざまな外的要因に対応することを求められるので、あなたの都合やペースですごすことは難しくなります。つい、自分を満たすことを後回しにしたり、自分をおろそかにしてしまいがちです。

だからこそ、1日の始まりに意識して「あなたのために」時間を使ってみてください。

つづく

*本連載は大平信孝/大平朝子・著『ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣気分』(サンクチュアリ出版)を再編集したものです。

意志が弱くて自分を変えられない人へ。ダラダラ気分を簡単なルーティーンで解決!

この連載について

初回を読む
ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣

大平朝子 /大平信孝

人間は機械ではないので、「意志が弱い」「イヤな気持ちを引きずる」「後回しグセがある」のは当たり前です。でも、安心してください。この連載でご紹介していく「ルーティン」を実践すれば、そんな気分が一瞬で変わります。 12,000人以上を...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

Tweetがありません