自分が自分であることだけは、決して捨てるな!

あえてレールから外れよ。3歳児の気持ちで、のめり込め。常識とか世間体なんか、「ぜんぶ無視だ」。堀江流「生き方改革」として、「自分の人生を取り戻す」ための、行動スキルを指南します。今回から、「学び方」について。「他人の言うことには従わない」。その第6弾です。「大人には、ならなくてもいい」。3月11日発売の近刊『非常識に生きる』より特別公開します。

「嫌なものは嫌だ!」という肌感覚に従おう

起業して以降、年長のビジネスマンたちから何度となく「大人になれよ」と言われてきた。彼らが言う大人とは、空気を読んで自分の意見を封じ、すすんで思考停止のプロセスに入っていける人のことだ。
僕は、そんな大人になんか、決してなりたくなかった。

2004年頃から起きたライブドア事件がひと区切りついた後、周りから「村上ファンドの村上世彰さんみたいに、世間に詫びを入れていたら、許してもらえたんじゃないか?」と言われた。反論はしない。そのとおりだと思う。

親しい人からも「堀江自身が詫びることはないけれど、世間が誤解しているホリエモンのイメージを払拭するために、お詫びしなさい」と言われた。ややこしい構図ではあるが、裁判での量刑を軽くするには、一番効果的な方法だったかもしれない。

頭では理解できていた。でも、絶対にやりたくなかった。
悪いことを何もしていないのに、なんで頭を下げなくてはいけないの? 
ちっとも罪を理解できないで、形だけ、世間につむじを見せて「謹んでお詫びを申し上げます」なんて、絶対に言いたくなかった。

村上さんはそこを演じられる人なのだ。状況によって巧みに演じられる、大人だった。それが彼のスタイルだとしたら、意見はない。
でも、僕には決してできない。
自分に嘘をついて四方丸く収めるのが大人だというなら、自分の信念に従い、抵抗し続けた僕は子どもだったのか? 
子どもでいることは、有罪になるような悪だったのか?

ライブドア事件で執行猶予を得るために、外面だけ土下座して内心は笑っているような、自分の「ねつ造」だけは、したくなかった
前科がつくことになっても、僕が僕自身に嘘をつき、肌感覚で「嫌だ!」ということを許してしまったら、激しく後悔するとわかっていた。

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「みんな一緒」の正義を疑え! レールから外れる41の行動スキルを伝授!

非常識に生きる

堀江 貴文
小学館集英社プロダクション
2021-03-11

この連載について

初回を読む
非常識に生きる

堀江貴文

あまたの事業を成功させてきた男、堀江貴文。実現できたのは、莫大な資金や、特殊な才能があったからではない。 ただ、好きなことに「没頭」してきたからだ! あえてレールから外れよ。 3歳児の気持ちで、のめり込め。 常識とか世間体なんか、ぜん...もっと読む

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restart20141201 "僕は僕であることを、捨てたくなかった。捨てないで、正解だった" |堀江貴文 @takapon_jp |非常識に生きる https://t.co/bE5nCgzUc5 3ヶ月前 replyretweetfavorite