cakes読者のみなさま、こんにちは。
今月はポルトガル料理の基本食材、バカリャウ(干しだら)を使った料理をご紹介しています。ちなみに、バカリャウとはこれのこと。
ポルトガルだけでなく、スペインやイタリア、フランスなどカトリック圏や北欧、アフリカ、南米など世界各地で食べられている保存食で、たらを塩漬けしてかちかちになるまで干したもの。どんな歴史があるのか、どこで買えるのかなどのちょっとマニアックなお話はnoteに。こちらではレシピをご紹介します。
今回は、干しだらとじゃがいも、ゆで卵で作るホットサラダです。または炒めものとも言えるんだけど、これはぜひ“ホットサラダ”と言わせて欲しい。ほら、名前の印象って大事だし。
ヨーロッパでは、干しだらとじゃがいもの組み合わせは鉄板。これはその2つが主役の、ポルトガルおかずの代表選手。干しだらの干物系うまみがどこか和食っぽくもあり、初めて口にしても妙に親近感が湧く料理です。それでもやっぱりヨーロッパ的特徴があり、それが刻んだにんにくや黒オリーブ、イタリアンパセリのアクセント。冷えた白がすいすい進みます。レシピでは干しだらを使いつつ、生たらや甘塩たらでも作れるようにしているのでご安心を。たらといえば鍋のイメージが、これで少し変わるかも。
では、パパッと作っていきましょう。
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「干しだら(バカリャウ)とじゃがいも、ゆで卵のホットサラダ」
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