第7章 大学受験対策
【受験準備】 参考書は書店で実物を確認させて買い与える
中学時代はのんびりしていた息子たちも、高校になるとそろそろ本気で勉強しようと思いはじめたようで、自分から「参考書を買ってほしい」と言ってくるようになりました。
特に、友だちからの影響は大きく、「誰々が使っているから、僕も鉄壁(KADOKA WA『鉄緑会 東大英単語熟語 鉄壁』)を買って」「化学の『重要問題集』(数研出版)も買って」と名指しで言ってきます。
最初に頼まれたときは、「やっと勉強する気になってくれたんだ!」と嬉しくて、言われるまま何冊か買い与えましたが、参考書代も結構高くつくので家計にひびきます。
そこで、アマゾンで売っている中古の参考書や問題集を買ってみたところ、かなり書き込みがあったようで、本人が消しゴムで1ページずつ消しながら使っていました。その姿を見ると涙ぐましくて、やはり受験に必要なものはケチらないことに決めました。
その代わりに、まず1教科1冊ずつ買って、それをボロボロになるまで使い終えてから次をやる、というように段階的に買い与えることにしたのです。