蘭ちゃんへ
こんにちは!
東京も雨ばかりの日々でしたが、今日は気持ちよく晴れています。蘭ちゃんは雨が好きだと書いていましたが、わたしは苦手です。
気圧による体調不良や、雨の日の電車の中の湿度や他人のイライラなどがイヤなのと、職業柄クッキー屋さんは湿気が敵なので、実際困ることが多かったのもあります。そうした雨による悪影響が多いので、あまり好きにはなれません。適温適湿の雨が降っていない日が好きです。
ちなみに、気圧による体調不良対策で、最近は「五苓散」という漢方を飲んでいます。体内の水分代謝をよくして、むくみや気圧による頭痛に効くそうです。
『おもひでぽろぽろ』は、何度かテレビで放送しているのを見かけたくらいで、しっかり観たことがないので、今度観てみようっと。
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長男くんの話、なんだか胸がぎゅっとしました。自分の思いをちゃんと言葉にできて、伝えることができて、とてもえらかったね。そうそうできないことだと思います。
わたしも子どもの頃はできなかったな。思い返すと、思っていることを言えなかったのは「どうせ言ってもしかたない」と思っていたからなので、長男くんがちゃんと伝えられるのは、お母さんに言ったらわかってくれる、受け取ってくれると信頼しているのでしょうね。すばらしいな。
わたしもせっかちなので、娘に「急がせないで」と何度も言われてきました。ごめんごめんペースがちがうもんねと思いつつ、「早くしたほうがいいよ」とアドバイスしてしまうのは、「相手のためを思って」の罠だと感じています。
「あなたのために」「良かれと思って」言うことは、実は自分のためなんですよね。自分の価値観がまちがっていないと確認したい。ひどいときは、自分の価値観で相手をコントロールして支配したい。親の子に対する責任感が裏目にでると、子どもをコントロールするのは親の責任だと思ってしまうのもよくある光景です。
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親の影響は必ずあるし、責任もある。それは避けられないので、子育てするのは怖いですよね。わたしも怖かったです。
わたしの場合は、「自分が親からされてイヤだったことはしない」という反面教師的なやり方でした。そのためには、裏を返して、自分がしてほしかったことを思い出す必要がありました。
過去を振り返って観察し、いろんなシーンやエピソードを分解してよく考えてみたら、わたしがイヤだったこと、してほしかったことは「管理すべき子どもとしてではなく、ひとりの人として扱ってほしかった」に行き着きました。