サクちゃんへ
こんにちは。
今年は、例年よりずいぶん早い梅雨入りとのこと。京都でも朝から雨が降ってじめじめしています。
自転車に乗れなくて、子供の送迎がしにくくなることは嫌だけど、雨自体は結構好きです。雨の日に家の中にいるのが好き。なんだか守られているような気がして、安心します。
そういえば、『おもひでぽろぽろ』というアニメ映画で、「雨の日と曇りの日と晴れと、どれがいちばん好き?」というセリフがありました。主人公は「曇り」と答えるのだけど、わたしは「雨」かもな。
この映画、子供の頃よく観ていましたが、大人になってから観た方が絶対響きそう。サクちゃんは観たことありますか?
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前回のサクちゃんの日記には、こんなことが書かれていました。
「夢と期待は別ものではなく、何に期待するかのちがいなのかなと思いました。そして、他人やものによって自分の未来に期待するのを悪いことだと思いません」
これを読んで、「へー!」と思いました。わたしはどちらかと言うと、「期待」を悪いものだと思っていたからです。でも、サクちゃんは
「もし、そこによくない点が含まれているとしたら、期待そのものではなく、自分のために他人の行動や感情をコントロールしようとしたり、悪い結果を先に想像して思い込んだり、自分よりも他人の行動や思いを優先してしまうことです」
と言います。確かにその通りかも。自分のために無理に他人を変えようとしたり、他人のために無理に自分を変えようとしたりするのが良くないのであって、「期待」そのものは悪いものではないかもしれませんね。
ちょうどこの間、カウンセリングの勉強を始めた友人がこんなことを言っていました。
「一番大事なのは『相手をコントロールしようとしないこと』」なのだと。
これは、前に読んだ子育ての本にも書いてありました。相手を変えようとしないこと、自分とは別人格だと思うこと。それがコミュニケーションの前提なのだと。
変えられるのはわたしだけ。それを知っている限り、夢でも期待でも、大きく描いちゃって問題ないのかもしれないですね。
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最近、長男が塾に通い始めました。