人間関係で「邪魔をしない」って、ものすごく大きなプレゼント

最近、息子さんの塾の宿題を一緒に見るようになった蘭ちゃん。「〜しなよ」とつい注意し過ぎてしまい、あとで反省したのだそう。蘭ちゃんが注意した時の言葉を振り返りながら、息子さんにとって一番大事なこと、愛情を感じることを考えていきます。これって子育てだけではなく、人間関係全般に言えることなのかもしれません。(毎週火曜日更新)

サクちゃんへ

こんにちは。

今年は、例年よりずいぶん早い梅雨入りとのこと。京都でも朝から雨が降ってじめじめしています。
自転車に乗れなくて、子供の送迎がしにくくなることは嫌だけど、雨自体は結構好きです。雨の日に家の中にいるのが好き。なんだか守られているような気がして、安心します。

そういえば、『おもひでぽろぽろ』というアニメ映画で、「雨の日と曇りの日と晴れと、どれがいちばん好き?」というセリフがありました。主人公は「曇り」と答えるのだけど、わたしは「雨」かもな。

この映画、子供の頃よく観ていましたが、大人になってから観た方が絶対響きそう。サクちゃんは観たことありますか?

ー・-・-

前回のサクちゃんの日記には、こんなことが書かれていました。

「夢と期待は別ものではなく、何に期待するかのちがいなのかなと思いました。そして、他人やものによって自分の未来に期待するのを悪いことだと思いません」

これを読んで、「へー!」と思いました。わたしはどちらかと言うと、「期待」を悪いものだと思っていたからです。でも、サクちゃんは

「もし、そこによくない点が含まれているとしたら、期待そのものではなく、自分のために他人の行動や感情をコントロールしようとしたり、悪い結果を先に想像して思い込んだり、自分よりも他人の行動や思いを優先してしまうことです」

と言います。確かにその通りかも。自分のために無理に他人を変えようとしたり、他人のために無理に自分を変えようとしたりするのが良くないのであって、「期待」そのものは悪いものではないかもしれませんね。

ちょうどこの間、カウンセリングの勉強を始めた友人がこんなことを言っていました。
「一番大事なのは『相手をコントロールしようとしないこと』」なのだと。
これは、前に読んだ子育ての本にも書いてありました。相手を変えようとしないこと、自分とは別人格だと思うこと。それがコミュニケーションの前提なのだと。

変えられるのはわたしだけ。それを知っている限り、夢でも期待でも、大きく描いちゃって問題ないのかもしれないですね。

ー・-・-

最近、長男が塾に通い始めました。

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サクちゃん蘭ちゃんのそもそも交換日記

土門蘭 /桜林直子

東京でクッキー屋さんをしている「桜林直子(サクちゃん)」と、京都で小説家として文章を書く「土門蘭(蘭ちゃん)」は、生活も仕事も違うふたりの女性。この連載は、そんなふたりの交換日記です。ふたりが気が合うのは、彼女たちに世界の「そもそも」...もっと読む

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thinktink_jp "彼の宿題は彼のものであり、わたしのものではないように、彼の人生もまた、彼のものでありわたしのものではありません。わたしはそれ..." https://t.co/EeMzlAQJQI https://t.co/3jmELc5rYr #drip_app 21日前 replyretweetfavorite

umi090194 すごく素敵なプレゼント、私も誰かに渡すことができるようになりたいな😌 22日前 replyretweetfavorite