数週間前ですが、よく登場する仲良しの後輩Rから推薦された焼肉屋さんに、家族とRの4人で出かけてきました。
私達家族は初めて行くお店だったのですが、それぞれ用事があり、夕方5時半に現地集合となりました。息子は夫が家から連れていくことに・・・。
私もRも夫も「イラチ」(せっかち)なのですが、その日の私は「どんくさい」が勝って各駅停車しか停まらない駅なのに急行に乗ってしまい、Rは自転車置き場の自転車がなんかめっちゃ絡まっていて出しにくかったという不幸に見舞われてしまったため、夫と息子が一番先にお店に到着していました。
結局私が最後になり、イラチの夫はもちろん注文済みで店員さん(アルバイトのヤング女子)ともおすすめなどについて(?!)既に何度か会話を交わしていたようです。
並び的には4人席で夫の隣にR、向かいに私と息子でした。
美味しいお肉をいただきながら、夫とRでヤング女子店員さんが「なまっている」という話になり、どうやら九州方面だとあたりをつけたようで「聞いてみよう」ということになりました。(ここでは私たちは完全に関西弁で話していたので親近感を覚えたのかな)
次にそのヤング女子が何かを運んできてくれたときに、夫が
「出身はどこ?」
と聞きました。
「東京です。」
「えー、そうなんや、なんかイントネーションが違うかなと思って・・・。」
「あー、ここ、店長も店員もみんな関西人なんでうつってるかも知れません。もう3年働いてるんでー。」
「なるほどねー、東京の子に関西弁が混ざると宮崎っぽくなるんかなぁ。」
などと勝手なたわいもない会話を続けていたのですが、この和やかなムードの中なら聞けると思ったのか、若いけど意外とベテラン店員だったその女子が
「あのー、芸能人にそっくりですよね?」
と夫(生瀬勝久という役者です)に向かって聞いてきました。
私は(多分夫も)こういう時は、
「よく言われます。」
くらいで流せば良いと思っていたのですが、夫の隣にいたRが急にあわてふためいて、
「いや、ちゃうから!本人やから!!」
と笑うくらいの焦り方でヤング店員さんに変な目配せをしながら伝えます。
cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。