身近な借金地獄#11】破滅しないための借金術

日々、あふれる経済ニュース。じっと眼をこらすと、そこには挑戦や成功、葛藤や挫折があります。この連載では、週刊東洋経済に掲載された記事からcakes読者にお読みいただきたいテーマをピックアップしてお届けします。

※この記事の情報は、『週刊東洋経済』2017年7月10日発売当時のものです。

破滅しないための借金術

借金と賢く付き合う六カ条

(借りる前)
①「借りるしかない」心境に陥るな
②浪費か投資かをよく考えよ

(借入時)
③年収の3分の1に抑えよ
④借金中はレシートを保存せよ

(苦しくなったら)
⑤債務整理のデメリットは意外にない
⑥弁護士は最低3人に相談せよ

 最初は、「何とか返済できるだろう」と軽い気持ちで借金をするものなのです。私もそれで失敗しました。

 大学卒業時に世界一周旅行をしたのですが、そのときに消費者金融で150万円も借りてしまったのです。しかも当時の金利は年29%。就職先も年収300万円ぐらいの消費者金融会社でしたから、およそ5年かけ、必死になって完済しました。

 その体験と反省から、気軽に借金の悩みを相談できるサイトがあったらいいと思い、2004年に「借金道」というホームページを立ち上げました。主に掲示板上で、時には面会もして、現在まで1000人ぐらいは相談に応じてきたと思います。

 成功する人は似通ったパターンがあるけれど、失敗する人はさまざまだ、といわれますが、借金する人にもそれが当てはまります。ギャンブル依存症の人、整形手術、ネットワークビジネスにハマって大金を借りた人など、いろいろです。

 私の知り合いに、自動車ディーラーの支店長で、副業もやっているので年収700万~800万円の人がいます。しかし彼は、毎日ラウンジに飲みに行くなどで浪費してしまうので、借金漬けの生活を送っている。毎日返済に追われ、自転車操業状態になってしまった。揚げ句には闇金にも手を出し始めたので、さすがに債務整理の事務所を紹介しました。

意外に多いパターンは人助けのための借金
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