身近な借金地獄#7】給付型奨学金はセーフティネットになるか

日々、あふれる経済ニュース。じっと眼をこらすと、そこには挑戦や成功、葛藤や挫折があります。この連載では、週刊東洋経済に掲載された記事からcakes読者にお読みいただきたいテーマをピックアップしてお届けします。

※この記事の情報は、『週刊東洋経済』2017年7月10日発売当時のものです。

給付型奨学金はセーフティネットになるか

 「給付型奨学金」が2017年に創設された。改正日本学生支援機構法では、機構の業務と目的に「学資の貸与」に加えて「支給」が追加され、日本にも真の意味でのスカラシップが導入されることになる。

 2017年度は先行実施という形で、自宅外から私立大学等に通う人や児童養護施設出身者など、経済的に特に厳しい人に絞って給付が行われる。ただ、申込数はまだ低調だ。事前の見込み件数は2800件であったが、6月16日の時点では1578件と大幅に下回っている。

 日本学生支援機構(JASSO)は「法案成立から実際の募集にかけて周知期間が短かったこともあり、給付型奨学金の周知が行き届いていない可能性も想定される」(広報課)と見ている。また条件が複雑なため、自分が該当者であることに気づけないケースもある。受け付けは8月4日まで延長された。

公平性や透明性が課題に

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