子どもに勉強を教える—親は監督ではなく球拾いに徹するべき!?

突然の離婚により、娘ふたりを育てることになった女装が趣味の小説家。「シングルファーザー」になってみると、彼にはこれまで想像もしなかったことが待ち受けていた……。今回は、次女が小学生になったことをきっかけに、子どもに勉強を教えるということや、子どもとの接し方について仙田さんが考えます。

子育ての第2章は小学校の宿題から始まった


photo by ちゃぁみい on photo AC

この春から次女が小学校にあがり、子どもたちは小学3年生と1年生になった。
保育園への送迎がなくなって、子どもたちは勝手に家をでて登校班ででかけ、集団下校で勝手に帰ってくる。
自宅で仕事をしている私はいよいよ大人と顔をあわせる機会が激減してしまい、下手をすると子どもたち以外とは誰とも口をきかないまま何日も過ごすことになってしまう。

自分の精神状態を健全に保つためには、生活を見直さなければならない。
その意味でも、これからは格段に手がかからなくなるだろうという意味でも、長かった子育ての第1章が終わり、次の章に突入したように感じている。

子どもたちにとって、それまでの生活とは大きく変わるのは、勉強が始まるということだろう。
半袖半ズボンに裸足で1日じゅう走り回っていた保育園時代とは違い、小学生になると長時間机に座って話を聞いたり書いたり発表したりするようになる。
そして、宿題が毎日でる。

1年生の最初のうちは毎日ひと文字ずつひらがなを覚えたり、繰り上がりのない足し算をしたり、国語の教科書の音読をしたりなどの宿題がでるのだが、子どもひとりでは満足にできなかったり、そもそも机に座ることを嫌がったりするので、親がつきっきりで見てやらなければならない。

長女が1年生のときには、ちょっと目を離すと遊びだしたり、うまくいかなくなるとプリントをぐちゃぐちゃにしたりすることもあったので、まずは興味を持たせて、机に座らせるところから始めなければならなかった。

「特にひらがなや漢字は最初が肝心で、1年生の最初に雑に書く癖をつけてしまうと、ずっとその癖が残ってしまう、逆にきれいに書く癖をつけておくと、高学年になってもきれいな字を書ける」と担任の先生から聞いたこともあって、あまりにも文字が崩れているときには消しゴムで消して書き直しをさせていた。

そのため宿題にかかる時間が長引いてしまうのが嫌らしく、機嫌が悪くなったり怒って泣いたりしていた。
30分から1時間ほどの、宿題をめぐるバトルを私と長女は毎日繰り返した。

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

この連載について

初回を読む
女装パパが「ママ」をしながら、家族と愛と性について考えてみた。

仙田学

突然の離婚により、娘ふたりを育てることになった女装趣味の小説家。「シングルファーザー」になってみると、彼にはこれまで想像もしなかったことが待ち受けていた。仕事と家事・育児に追われる日々、保育園や学校・ママ友との付き合い、尽きることのな...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

kurimatu044 女装パパが「ママ」をしながら、家族と愛と性について考えてみた。 https://t.co/lDQgxndp8x 17日前 replyretweetfavorite

sendamanabu cakesの連載。今回は、子どもに何かを教えるということについて、塾講師の仕事をしていた頃を振り返りながら考えました。 https://t.co/Fgc87U8WBE 25日前 replyretweetfavorite