不安で埋まったクローゼットを整理するように、ものごとを適切なサイズに捉え直す

未来を思うと不安になってしまうときは「今の感情」を取り戻す必要がある、というところからどうやって心のケアをしているかを語り合うふたり。サクちゃんいわく、「心が動かない状態」は空白がない状態なので、そこに何が詰まっているか確認するのだと言います。(毎週火曜日更新)

蘭ちゃんへ

こんにちは!

暖かくなった東京から離れ、数日間、娘のあーちんの引越し先の北海道に行っていました。桜がまだ咲いていないどころか、雪がちらついていてとても寒かったです。春と冬を行き来して、なんだかタイムスリップしているような気分でした。

蘭ちゃんは忙しいようだね。しっかり休めるといいのだけど、休むのがヘタな人は多いよね。

人によってどうやって働きたいかがちがうように、どうやって休みたいかもちがうと思うのよね。

わたしはかなり自己中で、平日だろうと関係なく予定がある日に休みたいので、休みの日を曜日や時間で決められたり固定されるよりも、自分で決めたいんだよね(会社員が向いていないわけだ)。夜ゆっくり休みたければ昼に働いて、昼間遊んだら夜働けばいいでしょと思ってる。だから、蘭ちゃんのお友達と同じように、日にちでも時間でも「休み」と自分で決めているな。

*ー*ー*

蘭ちゃんは、頭をからっぽにしたり、休みの日をつくったり、つまり「空白」を作りたいのだと書いていました。

その感じはよくわかります。
わたしが前回書いた「こころが動かない状態」も、動くスペースがないから固まってしまうので、空白がないのと同じです。

わたしは空白がない状態のとき、ではそこに何が詰まっているのか?と確認します。すると、大抵の場合は、不安で埋まっています。

それがわかると、次は整理整頓をします。クローゼットを整理するのと同じイメージです。

妄想で膨らみ大きくなった曖昧な不安を、具体的に何のどの部分が心配で、どうなれば安心するのか、箇条書きにします。実際に紙に書いたりスマホにメモしたりして、目で見るようにします。

「やることがありすぎる」と焦るときも、同じようにやることを箇条書きにして可視化します。やることが100個ある気がしていても、書き出すと12個だったりします。

そうして目で見て確認したものを、再度クローゼットにしまいます。不安は解決していなくても、どこに何があるのかを把握すると安心できるのです。膨らんだ不安も、正しいサイズにして並べると「ああ、こんな感じね」と捉え直すことができます。

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サクちゃん蘭ちゃんのそもそも交換日記

土門蘭 /桜林直子

東京でクッキー屋さんをしている「桜林直子(サクちゃん)」と、京都で小説家として文章を書く「土門蘭(蘭ちゃん)」は、生活も仕事も違うふたりの女性。この連載は、そんなふたりの交換日記です。ふたりが気が合うのは、彼女たちに世界の「そもそも」...もっと読む

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kurimatu044 土門蘭 @yorusube /桜林直子 @sac_ring |サクちゃん蘭ちゃんのそもそも交換日記 https://t.co/i2pGTcBtZl 『執着がないことで「ないものはないから仕方ない」とあきらめるのが上手なわたしと、執… https://t.co/l0m5eMaZgb 6ヶ月前 replyretweetfavorite

darling00000000 土門蘭 @yorusube /桜林直子 @sac_ring | ''「言葉とか、自意識とか、人の目とか、努力とか、そういうもの。」は、それを手放… https://t.co/fcqMkgBkWv 6ヶ月前 replyretweetfavorite