わかる日本書紀

一時の平穏な時代【第24代】

ややこしい日本書紀をわかりやすく紹介した書籍『わかる日本書紀』シリーズ第3巻から、日本の正史を学ぶ連載。今回は第24代、仁賢天皇の即位と崩御までのお話。

仁賢天皇オケの治世。ヲケの皇后の死

オケ(億計天皇=第二十四代仁賢※にんけん天皇)はヲケ(弘計天皇=第二十三代顕宗※けんぞう天皇)の同母の兄です。
幼い頃から聡明で、素早く判断して行動する才があり、豊富な知識がありました。
成人すると、思いやりがあり、謙虚で、温かい慈悲の心を持つようになりました。

安康天皇の崩御のあと、雄略天皇の追っ手を避けて、丹波国に逃れました。
清寧元年、播磨国(はりまのくに)の国司山部連(やまのべのむらじ)オダテ(小楯)に発見され、宮中に迎えられて、皇太子となりました。
清寧天皇が亡くなり、弟の顕宗天皇が亡くなると、石上広高宮(いそのかみひろたかのみや)※1で即位しました。第二十四代仁賢天皇です。

雄略(ゆうりゃく)天皇の皇女・カスガノオオイラツメ(春日大娘皇女)との間に、後の武烈(ぶれつ)天皇※2ら、一男六女をもうけました。

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わかる日本書紀

村田右富実 /つだゆみ /村上ナッツ

『日本書紀』は神代から第41代持統天皇の時代までを扱った日本最古の歴史書です。しかし本文は漢文、全30巻と長く読解は難しいため、正史ながら読んだことのある人はほぼいません。そこで、劇作家が書くわかりやすい文章と、親しみやすいキャラクタ...もっと読む

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