もう少し我慢しよう……」よりも「はい次!」の精神

あえてレールから外れよ。3歳児の気持ちで、のめり込め。常識とか世間体なんか、「ぜんぶ無視だ」。堀江流「生き方改革」として、「自分の人生を取り戻す」ための、行動スキルを指南します。今回から、「時間の使い方」について。「動き出す前にじっくり考えない」。その第4弾です。「落ち込んでいるだけでは、環境は改善しない」。失敗後の対応策とは? 3月11日発売の新著『非常識に生きる』より特別公開します。

落ち込んでも時間は止まってくれない

僕はライブドアの立ち上げ当初、部下たちのミスがあまりにも多く、怒ってばかりいた。「なんで言ったことができないの!? バカじゃないのか!」と、現場で怒鳴りまくっていた。怒りたいときに怒るのは、大事だ。でも怒り散らして、チームのパフォーマンスや成果が上がったことは、ほとんどなかった。僕もまだ20代で若かったし、当時の部下たちには申し訳ないことをしたかもしれない。

そのとき、身をもって学んだ。怒りを吐き出すより、怒りの理由をきちんと解析して次の対処策に活かすことが大切だ。
ビジネスで肝心なのは、改善と再発防止だ。怒ったって状況は変わらないのだ。ミスがあったら切り替えて、最適解を考えるようにしよう。

最適解が、どうしても見つからない場合もある。ミスレベルでは済まない、致命的な失敗を犯したときだ。自分の能力不足だったり、準備不足だったり、単に確認の不備などで、誰でもしばしば、大きな失敗をしているだろう。よくビジネス書や、経営者の指南書などでは「自分を責めるのをやめよう」とか「嵐が過ぎ去るまで我慢しよう」と説かれている。しかし僕はまったく、そんなアドバイスにはピンとこない。

大事なのは「はい次!」の精神だ

過ぎる時間は、待ってくれない。クヨクヨと落ちこむような後ろ向きの態度にエネルギーを浪費するより、次の対処策の実行に素早く移ってほしい。

怒りとか落ちこみを封じこめろ、と言いたいわけではない。本当につらいときは爆発させないとストレスになるし、わめいたり、泣きたいときは泣いてもいいと思う。
感情を、思うにまかせて爆発させる。その後は、「はい次!」と気持ちを切り替えて、改善と再発防止に努めてほしいのだ。

ずっと落ちこんだり、イライラし続けるだけで対応策を練らず、事態を放置しているのは最悪だ。ネガティブな感情は「捨てる」ものではなく、上手にコントロールして再発防止の取り組みに活かすのが正しい使い方だ

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

「みんな一緒」の正義を疑え! レールから外れる41の行動スキルを伝授!

非常識に生きる

堀江 貴文
小学館集英社プロダクション
2021-03-11

この連載について

初回を読む
非常識に生きる

堀江貴文

あまたの事業を成功させてきた男、堀江貴文。実現できたのは、莫大な資金や、特殊な才能があったからではない。 ただ、好きなことに「没頭」してきたからだ! あえてレールから外れよ。 3歳児の気持ちで、のめり込め。 常識とか世間体なんか、ぜん...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

KazumiMatsuzaka #スマートニュース 26日前 replyretweetfavorite

restart20141201 同感 |堀江貴文 @takapon_jp |非常識に生きる https://t.co/OTndSVtQCJ 26日前 replyretweetfavorite

Orange__People |堀江貴文 @takapon_jp |非常識に生きる https://t.co/0z6Ft2bjC6 28日前 replyretweetfavorite

angelstarotwind 今これを読んでいます📖 https://t.co/VLhMG085iO 28日前 replyretweetfavorite