第5章 中学受験対策
【モチベーション】 宿題が早く終わったら、余った時間は勉強から解放させる
中学受験の勉強で、私が主に手伝っていたのは丸つけです。
6年生になると、塾で出された宿題を解いて、丸つけして、間違った問題の見直しと復習までやるのが日課でした。
でも、たかが丸つけ、されど丸つけ。誤字脱字から記述式の解答のチェックまで、細かく見ていくと、それなりに時間がかかります。
そこで少しでも子どもの時間を節約するため、夜の勉強が終わったあとに私が丸つけをして、子どもが朝起きたらすぐに復習できるように準備していました。
間違いがないときは、「今日は見直さなくていいよ」とすぐに教えてあげて、少しでも子どもの自由時間にあてるようにしました。
「せっかく時間を節約したのだから、他の勉強を少しでも進めたほうがいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。
けれども、子どもの集中力には限界があります。