魔女さんと過ごした保育園最後の1年
photo by ちゃぁみい on photo AC
この春に次女は保育園を卒園して、小学1年生になる。
年長組の後半には、運動会で1メートルほどの高さの段のある竹馬に乗り、お泊りキャンプに行き、生活発表会で芝居や楽器演奏を頑張った。
2月からは保育園の玄関に年長組のスケジュールが週単位で貼りだされて、「そつえんまであと〇〇日」と書かれた数字が日に日に減っていった。
3月に入るとお別れ遠足に行き、年長組の子どもたちの好きなメニューが保育園の1ヶ月間の献立になった。
制作帳とロッカーの荷物を持ち帰り、後は卒園式を待つばかりとなった。
卒園式には「魔女さん」も招待されていて、子どもたちは楽しみにしている。
魔女さんは、子どもたちの通う保育園では、年長組になると現れる。
行事があるたびに、「いつもみまもっているよ」という言葉で始まる魔女さんからの手紙が届き、「ぱわーあっぷのきのみ」や「やさしいきもちになれるホウキ」などの贈り物がひとりひとりの子どもたちに配られる。
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