心の向き」と「幸福」と

重度の自閉症を抱えながらも、社会を鋭く見つめている作家・東田直樹さんの連載です。 秋晴れの季節がやってきました。切ないほどに澄んだ青空を見渡す、私たちと東田さん。 行動としてはどちらも同じものですが、その当人を見つめる周囲の反応は違ってしまうようです。 どうしようもない青空が恋しくなるような、切ない今回のコラムです。

 青空を見ると泣けてきます。
 それは、空がまぶしいためか、何かを思い出させるからなのかわかりません。

 その感情に流されながら、青空を見つめ続けると、ふと我に返ることがあります。

 この「我」とは、何でしょう。

 青空を見ていた自分と普段の自分は、別の自分だと思うのです。
 たぶん、心の向きが違うのでしょう。この心の向きというのは、過去を思い出したり、未来について考えたりすることとは違います。

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跳びはねる思考—22歳の自閉症作家が見た世界

東田直樹

「僕は、まるで壊れたロボットの中にいて、操縦に困っている人のようなのです。」 会話ができないもどかしさや意に沿わない行動をする身体を抱え、だからこそ、一語一語を大切につづってきた重度自閉症の作家・東田直樹。 小学生の頃から絵本...もっと読む

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sugawa 東田さんの文章はいつも胸にぐっときます 約4年前 replyretweetfavorite