日常使いの「しょう油」を一つ選ぶならどれがいちばん? に答えます

日頃の料理に欠かせない調味料のひとつ「しょう油」。スーパーに行くといろいろな種類が並んでいますが、みなさんはどんな基準で選ばれているでしょうか? 食の博識・樋口直哉さんが、日常使うのにベストと思うしょう油を1つ紹介します。樋口さんのnoteでの余談もあわせてどうぞ。

今回のテーマ「しょう油」はふだんの料理に欠かせない調味料。スーパーに行くといろいろなしょう油が売られていますが、なんとなく昔から使っている製品を買い続けている方も多いのでは?

しょう油を一本、選ぶとなると一番応用範囲の広い「濃口しょう油」。パッケージの後ろの名称という欄に「こいくちしょうゆ(本醸造)」と書かれているタイプです。地方によっては本醸造以外にも混合、あるいは混合醸造とあるしょう油がありますが、基本的にレシピ本で「しょう油」とあれば、本醸造の濃口を指します。

日常的に使うものですから、スーパーで買いやすいものがベター。そこで今回はキッコーマンの『いつでも新鮮 しぼりたて生しょうゆ』を選んでみました。


鮮度の問題を解決した革新的パッケージ

しょう油の世界に大きな革新があったのはここ最近のこと。きっかけとなったのがヤマサが2009年に発売した『鮮度の一滴』シリーズです。

それまでのしょう油の問題点は、開封すると酸化し、色や風味が劣化することでした。冷蔵保存すれば鮮度の劣化を遅くできますが、家庭の冷蔵庫には余裕がないのが実際のところ。しかも、冷蔵庫に入れたとしても酸化は進み、開けたてのおいしさは数日で消えてしまいます。

どんなに高級なしょう油でも、鮮度が悪くなると味は落ちてしまいます。この酸化問題を解決したのが、弁のついたパッケージ容器です。弁があることでペットボトルや瓶と違い、容器に空気が入らない仕組みになっています。この仕組みにより、しゅう油の風味が長期間、保てるのです。常温でも鮮度を維持できるのもうれしいポイント。

このパッケージの登場によって、もうひとつ画期的なしょう油が発売されます。それが「生(なま)しょうゆ」というジャンルです。


家庭用に『生しょうゆ』をオススメする理由
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樋口さん、どれがいちばんですか?

樋口直哉

包丁、まな板、鍋、フライパン、塩や醤油などの台所に欠かせない品々について、食の博識・樋口直哉さんがベストと思う一品を紹介します。なぜ、それがベストなのかという理由や選ぶときのポイントを解説するので、これを読めば迷わず納得してその品物を...もっと読む

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コメント

manamillfy |樋口さん、どれがいちばんですか?|樋口直哉|cakes(ケイクス) ほぉぉぉん https://t.co/ug0HRK1sH7 10日前 replyretweetfavorite

Emiko3588 なるほどね~🙂 |樋口直哉 @naoya_foodlab |樋口さん、どれがいちばんですか? https://t.co/9grvIFAjeg 10日前 replyretweetfavorite

mizukisekiya 本当に勉強になる連載。おすすめ! 11日前 replyretweetfavorite