生クリームで世界が変わる「白菜グリルと帆立のクリーム煮」

今回の料理は、今が旬の白菜を使ったレシピ。決め手は何と言っても生クリーム。得てして敬遠されがちな材料である生クリーム、使ってみたら実はこんなに優秀なんです!

cakes読者のみなさま、こんにちは。

生クリームって料理に使う? や、あんまり使わないよね。仕事場などでときどきまわりに聞くと、こんな感じ。以前、ある雑誌で料理について読者アンケートを取ったときもそう。どんなレシピが嫌いですか?という設問に、材料に生クリーム1/2パックとか書いてあると、残ったクリームをどうしたらいいのか分からないから作る気がしなくなる、そもそもこういう無駄の出るレシピを作る人は、家で料理する人の気持ちを分かっていない、という声がありました。ああ、残ったら無駄とまで言われてしまう生クリームよ。もうどんだけ敬遠されてるのだ、きみは。

でも、生クリームのコクって飛び抜けて豊か。一度使うと、腕の確かな料理人みたいで、それは頼りになります。どっしりした乳脂肪のまろやかさは、寒い時季の今だからこそ愛されるべき。

まあ分かるけど、残ると面倒だからやっぱり牛乳でいいかな。いやいや、そんなつれないこと言わずに、まずはこの、グリル白菜とホタテ缶のクリーム煮を試して欲しいのです。今が旬の甘みを蓄えた白菜を、つぶしたにんにくと一緒に香ばしく焼き付け、帆立を缶汁ごと一緒に加えて蒸し焼きにしたら、仕上げに生クリームをひとまわし。フライパンひとつで完成です。牛乳とはあきらかに違う濃厚なコクで、うま味しかない帆立出汁と生クリームの合わさったソースごとご飯にかけてもいいし、パンをぎゅーとソースに押し付けて、ひたひたのところをぱくっ、もいい。ワインにもよく合う、つまみ的なおかずです。ほぼ自炊生活の毎日は、誰もが自分の味に飽きがち。だからこそ、馴染みのないものを試すチャンス。キッチンでの些細な冒険は、小さくてもきっと、確かな喜びに繋がるはず。

ちなみに肝心の余った生クリーム問題ですが、保存容器に移して冷凍すれば大丈夫。加熱料理にそのまま使えます。グラタンのソースやシチュー、肉やパスタのソース、本来はチーズと卵だけで作るカルボナーラのソースに加えてコクを出すのも、家庭料理ならでは。私は残ったら小分け冷凍して、ホットココアに浮かべたり、スクランブルエッグを作るときに溶き卵に加えます。ぽってりとコクのあるココアやスクランブルエッグは、寒い冬の朝はとくに嬉しい。

では、パパッと作っていきましょう。

Menu do dia 本日のメニュー

「白菜グリルと帆立のクリーム煮」

この続きは有料会員登録をすると
読むことができます。
cakes会員の方はここからログイン

1週間無料のお試し購読する

cakesは定額読み放題のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。cakesには他にも以下のような記事があります。

人気の連載

おすすめ記事

ケイクス

この連載について

初回を読む
ポルトガル食堂

馬田草織

ポルトガルや南蛮絡みのエピソードが大好きな編集者・ライターの馬田草織さんが、仕事現場や旅先、日常で気になった食のサムシングと、それにちなむおつまみ&ぴったりなお酒を月替わりでご紹介していく、家飲みも外飲みも楽しむ人へ捧げる至福のほろ酔...もっと読む

この連載の人気記事

関連記事

関連キーワード

コメント

metrotraintogo クリーム煮のソースはこちらです。レシピは有料記事ですが、要は白菜1/4を焼き付けてホタテ缶汁ごと入れて、 4ヶ月前 replyretweetfavorite

yucca88 なんとおいしそうな…!白菜あまりがちだから、大量消費にももってこい。 4ヶ月前 replyretweetfavorite

aj_london18 オレンジワインが合うらしい https://t.co/eV6KFnIxx8 4ヶ月前 replyretweetfavorite

really_reality これすーごい美味しかった~簡単だし便利~→ 4ヶ月前 replyretweetfavorite