コンプレックスの100本ノックで自己肯定感を上げる

あなたの24時間はどこへ消えるのか――この連載では、仕事もプライベートも関係なく、今しかできないことをやる方法を伝授します。
今回のテーマは、コンプレックス100本ノックの方法。1月21日発売の『あなたの24時間はどこへ消えるのか』(SBクリエイティブ)からお届けします(毎週月・木曜日更新予定)。

コンプレックス100本ノック

さあ、大物の登場です。コンプレックス、という字面(じづら)を見ただけでも「うっ」と喉(のど)が詰まるような息苦しさを感じる人も多いのではないでしょうか。

しかし、誰もが何かしらのコンプレックスを抱えて暮らしています。

もっと背が高ければ、目が大きければといった見た目のことかもしれませんし、内気さや見栄っ張りといった内面のことかもしれません。はたまた生まれた場所や家柄、身近な今の仕事の内容かもしれません。コンプレックスという名の劣等感は根が深く、しこりのようなしぶとさがあって「ああやっぱり、嫌だな」「なんで自分はこうなんだろう」と、日々の中で自分を呪うように内臓を締め付けてはいないでしょうか。

そこで、思い切って自分の嫌な部分を100個ノートに書いてみてください。

制限時間は15分ぐらいがいいでしょう。ノートを大きく開いて、勢いよく書けるペンを用意してください。今まで人に小言(こごと)を言ったことなどから、ずっと胸の中に秘めてきたものまで全部ひっくるめて、自分の気になるところやコンプレックスを吐き出してみてください。

背が小さい
引っ込み思案
心配性ですぐに頭が真っ白になる

……さあ、書き出せたでしょうか。こんなにも自分の「負」を可視化して、受け止めるという体験は日頃なかなかないと思います。もう見るだけでうんざり、どんより重い気持ちになってきた人もいるかと思います。

知っていたけど、やっぱり知りたくなかった。

そう文句を言いたくなるほど、自分で自分の不完全さに嫌気が差すのも嫌というほど分かります。でも安心してください、ここからが本番です。赤いペンを持って、また赤ペン先生のつもりで一つ、上から打ち消し線を追記してみてください。あなたが嫌だ嫌だと毛嫌いしているその項目を、力強い線で打ち消すのです。バツでも構いません。

そうしたら、周りの余白に「視点を変えれば見えるメリット」を書いてみましょう。


例えば「背が小さい」というのはどうしようもない身体的特徴ですが、よくよく考えてみれば小柄で可愛らしいですし、小回りが利くともいえます。引っ込み思案は言い方を変えれば「思慮深く、慎重に行動できる」とも言えるでしょう。この調子で、どんどん自分のコンプレックスを、視点を変えれば「いいこと」に置き換えていきましょう。

物事は、コインの裏表のように表裏一体です。人と違う特徴というものは自分に自信があれば使える魅力になりますが、卑下すれば大きなコンプレックスになります。コンプレックスというのは自分に貼ったレッテルのようなもので、実は後から剥がしたり貼り替えたりすることもできます。自分を貶(おとし)めるようなレッテルを貼り続ける必要はありません。

視点を変えれば、考え方も変わる。

嫌なことに蓋をするわけでもなければ忘れるでもなく、直視してから塗り替える。そんな自分との向き合い方も、あってもいいのではないでしょうか。

最も自分に厳しい人、ジブン

わたしはつい数年前まで、自己肯定感のカケラももてないような心配症でした。

「こんなこと、わたしなんかがやってよいのだろうか」
「今の発言で相手は気分を害してしまったかもしれない」

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あなたの24時間はどこへ消えるのか

スワン

「いつか時間ができたらやりたいんだよね」 あなたはこれまでの人生で何度、このセリフを口にしたでしょうか。 でも〝いつか〟なんて保障はされてないし、今やりたいことは「二度とやれないこと」になるかもしれない――。 この連載では...もっと読む

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t_aimeft ほー面白そうと思い読み始め 7日前 replyretweetfavorite