就職氷河期を救え!#1】これが就職氷河期世代の全貌だ

不況期に学校を卒業し、就職難に苦しんできた就職氷河期世代。実は彼らの雇用状況は、この10年で大きく変化していたのです。
※この記事の情報は、『週刊東洋経済』2020年1月25日号発売当時のものです。

 バブル崩壊後の不況期に学校を卒業し、就職難に苦しんできた就職氷河期世代。彼らをめぐる状況が激変し始めている。

 2019年夏、氷河期世代のひきこもりに関連する殺人事件が立て続けに起き、80代の老親が50代の子どもの生活を支える「8050問題」の主役が、氷河期世代に移りつつあることを認識させた。

 他方、ますます進む人手不足により、今まで敬遠されてきた氷河期世代の正社員採用がいよいよ中小企業を中心に広がってきた。まさに、このタイミングで集中的な氷河期世代への就労支援、ひきこもり支援を開始するのが安倍政権だ。3年間で650億円の予算を確保し、2020年4月に支援プログラムを始動。氷河期世代の抱える問題を軽減、解消しようという機運は今まで以上に高まっている。

 本誌では、中高年になった氷河期世代の今を伝えるとともに、当事者や親、企業の人事担当者に向けて、就労支援やひきこもり支援の現状と課題、成功へのノウハウを紹介する。本論に入る前に、データで氷河期世代の現状をおさらいしておこう。意外なほど、間違ったイメージもはびこっている。

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