心からのサインを無視しつづけると、体が暴動を起こす

「心と身体をつなげるのは、ほんとうに大事」と言うサクちゃんは、新年の抱負を考えるのが苦手。でも、珍しく今年やろうとしていることについて書いています。コロナ禍でのちょっと自粛が入った不思議なお正月でしたが、今年はもっといい年になりますように。おまけの写真は「日本の正しいステーキ」ですって。うんうん、わかる気がする。ニンニク醤油と付け合せ野菜の昭和の洋食スタイルは連載第44回(毎週火曜日更新)です。

こんにちは!

年が明けて、2021年になりました。

緊張を引きずったままの年明けだからか、なんだかパッと晴れやかな感じが少ないような気がします。しばらくはこの強張った空気が晴れないのかと思うと気が重いけれど、とにかくじっと時が経つのを待つしかないなとも思います。いやだねえ。

わたしは東京生まれで、帰省する実家もないので、いつもとそう変わらないお正月でした。というか、いつもの休日と変わらない時間でした。

わたしは天邪鬼でひねくれているので、みんなが一斉に同じことを楽しんでいたり、一斉に休んでいるときに、それに合わせて一緒に楽しむことができません。でも、それを眺めて「みんな楽しそうだねえ」とホクホクした気持ちになるのはけっこう好きです。何様の目線?

*ー*ー*

さて、前回の日記で、蘭ちゃんは無人島にノートとペンを持っていくと断言していました。書くことは生きることの一部なんだね。すごい。

わたしはどうかな、心と体をつなぐ作業、できているかな?と考えてみました。

「誰も見てないし」と書き始めたときはできていたような気がするけど、今は、心と直結ではなくて、いったん頭を経由している感じだな。自分の感情も、そのまま出すというより頭上から観察して言語化しているし、そういうクセがあるのだと思います。

この前、首のリハビリのときに理学療法士さんが「まず腰が機能していなくて、それを上半身がかばっています。肩甲骨も機能していなくて、首と腕に負担がかかっています。首の疾患でも、そもそもの原因は別にあります」という話をしてくれました。

首が痛いという症状で出たサインは、首だけの問題ではなくて、元を辿るとすべて腰にいきつく。腰は機能していないから症状が出なくて、沈黙状態。これって、まさに人間っぽいなーと思います。

わたしが頭でたくさん考えるクセがついたのは、心が動かないように蓋をしていたから、それをカバーするために、考える力が発達したんだと思うんだよ。そのクセによっていい作用も悪い作用もあったから、単純に良い悪いでは分けられないけどね。

*ー*ー*

そして、蘭ちゃんが書いていたように、心が動いたことを書くという体を通した作業で外に出すことと、ヨガのように体を動かすと心が解放されるようなこと、その循環はたしかにあると思います。

わたしの体のあちこちが固まって機能していないことも、心が動かないようにしてきたことと関係あると思うのです。心と体の循環の流れが滞ってるってことかなと。

3年ほど前に、立て続けに体の不調が起きました。症状は3ヶ所別々のパンチ(首、子宮、脳)でしたが、短期間のうちに2回救急車に乗って、2回入院しました。そのとき、なんとなく「やばい! 一気に体からのサインが出た!」という感じがしました。

心が発することを無視しているから、こうして乱暴なサインがでたのかもしれないなと解釈して、大急ぎで、自分が本当はどうしたいのか、イヤなことやガマンしていることは何か、よく考えました。

拗ねた心に「無視してゴメンネ~そんなに怒らないで~」と接待をするようでした。

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サクちゃん蘭ちゃんのそもそも交換日記

土門蘭 /桜林直子

東京でクッキー屋さんをしている「桜林直子(サクちゃん)」と、京都で小説家として文章を書く「土門蘭(蘭ちゃん)」は、生活も仕事も違うふたりの女性。この連載は、そんなふたりの交換日記です。ふたりが気が合うのは、彼女たちに世界の「そもそも」...もっと読む

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boraccho 実際に、知人でこれと同じような事がありました。 過度な抑圧はホントに危険です。 3ヶ月前 replyretweetfavorite