また世の中がコロナの脅威によってなんだかしんどい雰囲気になって来ているように思います。
私の主催するヨガ教室は12月初旬の感染状況を鑑みて、12月1月はパーソナルクラス以外はクローズすることにしました。
もはや「自分の判断で」という流れになって来ているようなのでそのままオープンクラスを開催しても良かったのかもしれませんが、実際予約の数が伸びず、キャンセル数も感染者状況の増加と比例するように伸びてしまっていましたので、いったん区切りました。
・・・と言うと、とっても生徒さんたちのことを考えている真面目な経営者のように聞こえるかもしれませんが、実は毎年(もう10年近く開催していますが)年末年始は皆さん忙しく予約が伸びないので(生徒さんはほぼママさんなので子供の冬休みは何かとやることがある、私を含め)普通にクローズすることが多いのです。
でも今年はいつもより少し早めにクローズしました。
そしてその「言い訳」にコロナを使いました。
もちろん「感染状況が増加している」影響はゼロではないけれども、それだけが理由ではないのに、それをみなさまへのお知らせでは全面的に使ってしまい、後からなんかちょっと自分でも「どうなん?!」という思いがジワジワ湧いて来ました・・・。
「集まらない」ようにするのは感染対策にはなりますが、私のヨガ教室は「癒し」をテーマにシークエンス(プログラム)を組んでいるので、人数が集まらなくても、必要とする人がいたら、今こそオープンクラスを開催して、マスクで浅くなっている呼吸を深めたり、心身をリラックスさせるお手伝いをするべきではないのだろうか・・・など考えてしまします。
先日テレビであるコメンテーターさんが、「行きたくない飲み会には、感染予防のためやめておきます、と言えるので便利。」と発言しておられましたが、ま、そういう人もいるんだろうなと妙に納得したりしました。
私を含め、みんなそうやって良くも悪くも「コロナ」を使っている感があります。
また緊急事態宣言が発令されて全国一斉自粛になることはもうないでしょうが、あの時の自粛生活・・・私は「二度と嫌だ」と思っていますが、「自分には合ってた」と言う人もいます。
自粛の時に家族で作ったパズル
元々「一人が好き」だったり「出かけるのが苦手」「出来るだけ家に居たい」タイプの人、「時間ができたから今までできなかったことに挑戦できた」という人、「リモートでも仕事が出来ることが分かったから自然の多い場所に移住しちゃいました」という人・・・私もはたから見ればこの期間に新たな資格(メディカルヨガインストラクター・アロマセラピスト)を取得したのですから「有効に使った」と思われるかもしれませんが・・・私の場合、そろそろヨガ教室を始めて10年になるしもっと知識を深めたいと思って資格取得コースに申し込みをしたのはコロナの前だったので、たまたま「時期が被った」だけなのです。
でもこれも「この期間を利用して、勉強しなおそうと思いました!」と言ってしまえばなんか「前向きな人」っぽくなります。
こんなの、いただきました!
ま、そうしとけばいいのかもしれませんが、なんかむず痒くなります。
このように自分では、何かとコロナに絡ませて考えることに違和感を覚えてきた私ですが、大きな失敗をしてしまいました。
中学2年の息子のことです。
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