自己啓発書を捨てて、街へ出よう。

超人気YouTube人生相談『大愚和尚の一問一答』が、ベスト版として書籍化! 新刊『人生が確実に変わる 大愚和尚の答え』の発売を記念して、cakesで全文公開します。考えすぎてしまうあなたの背中を押す、61話+αを配信予定。今回は、第3章「ひたむきさが人生を変える」よりお届けします!

自分を変えたいからと、あらゆる自己啓発書を読み続ける人がいます。

ポジティブシンキングが大事だと書いてあれば、「私はすごい!」「やればできる!」と念じたりする。 一時的に「できるかも」と思えたりしますが、長続きはしません。 家にいて、今までの生活パターンで自分を変えられる人はほぼいません。お坊さんだって、自分で自分を変えられないから出家するのです。

いったん、その生活パターンの外に出ましょう。

ヒントになるのが、私が大好きなお話「わらしべ長者」です。舞台は奈良県のあるお寺。一所懸命働いても生活が楽にならない若い男性が、そのお寺の観音様に相談をするところからストーリーが始まります。

観音様のお告げは、「このお寺を出て最初につかんだモノを大事に持って行きなさい」というもの。お寺から出た男性は、すぐに転んでしまいます。「イタタタタ」と立ち上がったときに手につかんでいたものが、一本のわら、わらしべでした。

そのあとの展開をご存知の方も多いでしょう。観音様のお告げだとわらしべを握りしめていたら、アブが飛んできた。ブンブンうるさいので、捕まえてわらしべに結び つけて歩いていると、大泣きする男の子を抱えて困ったお母さんがいたので、「おも ちゃがわりに」とアブ付きのわらしべをあげる。すると男の子は機嫌を直し、お礼にみかんをもらう。

こんな調子で物々交換を続け、みかんが反物に、反物が馬に、馬が屋敷になり、最後はお屋敷の主人になるというストーリー。 都合が良すぎる話のようですが、とても大事な人生の教訓が語られています。

なんでもいい、一つのわらしべを握りしめて外に出たということが大切なんです。「わらしべ」とは、ただのわら。すごい武器じゃないところがポイントです。

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人生が確実に変わる「大愚和尚の答え」

大愚元勝

「生きるのがラクになった」「悩みがなくなった」と大評判! いま最も視聴されている超人気YouTube人生相談『大愚和尚の一問一答』のうち、最も人生を変えうる動画をセレクトして書籍化しました。「考えすぎてしまい、行動できない…」「同じ失...もっと読む

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