特別な人」として一目おかれたいなら、単刀直入に切り込んでいけ。

超人気YouTube人生相談『大愚和尚の一問一答』が、ベスト版として書籍化! 新刊『人生が確実に変わる 大愚和尚の答え』の発売を記念して、cakesで全文公開します。考えすぎてしまうあなたの背中を押す、61話+αを配信予定。今回は、第3章「ひたむきさが人生を変える」よりお届けします!

「単刀直入」はよく知られている言葉ですが、実は仏教がルーツ。中国北宋時代に編纂(へんさん)された『景徳傳燈録(けいとくでんどうろく)』という禅の歴史書に載っています。

もともと、「たった一本の刀を持って敵の陣営に切り込んでいく」という意味でしたが、転じて「誰かと話す際、ストレートに本題に入る」という意味になりました。

でも、『景徳傳燈録』が書かれてから一〇〇〇年以上も時が流れた現代は、単刀直入のコミュニケーションが少なくなってきているように感じます。 「相手に嫌われたらどうしよう?」とか、「自分はこんなふうに見られたい」という気持ちが先行してしまう。だから、本質的な言葉を相手の中心に向かって、まっすぐに差し出せなくなっています。

これは、恋愛でもビジネスでも、ありとあらゆる関係に見られる現象です。単刀直入になれない結果、みんなが曖昧(あいまい)な言葉を使って曖昧な関係を続け、曖昧な結果になっている……。そんな気がしませんか?

特に日本人は、単刀直入が苦手な人が多い。誰かと対峙するとき、自分の外側にいろんな飾りをいっぱいつけてしまいます。「いい人っぽい」飾り、「やさしい人っぽい」飾り、「小さな物事にこだわらない人っぽい」飾り。 そうやって本心を包み隠し、本質と本質がぶつかり合う関係を築くことを、遠慮したり、嫌ったり、怖がったりします。

でも、飾りは偽物でしかありません。 飾りをつけた人同士が話しても、それはキツネとタヌキの化かし合い。毒にも薬にもならない会話をしていれば、意見の対立もないし、気分を害することもない。 同時に、建設的なアイデアは生まれませんし、根本的な問題解決もできません。

そこは、単刀直入でいきましょう。 相手の中心、核になる部分にずどんと切り込む質問、ずどんと切り込む意見、ずどんと切り込む想いを、飾らずに相手に伝えていく。

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大愚元勝

「生きるのがラクになった」「悩みがなくなった」と大評判! いま最も視聴されている超人気YouTube人生相談『大愚和尚の一問一答』のうち、最も人生を変えうる動画をセレクトして書籍化しました。「考えすぎてしまい、行動できない…」「同じ失...もっと読む

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thinktink_jp "誰かと接するときは、相手の中心を見据えて本質的な話をする。自分を飾らずに素直に想いを伝える。ニコニコして、表面的にお世辞を交..." https://t.co/7Zq4CtL7bX https://t.co/3kazcAyfUh #drip_app 約1ヶ月前 replyretweetfavorite