20年サイクルの「仕事寿命」で力尽きないために

ーー忘れかけていた夢がとめどなくあふれてくるーー北海道の小さな町工場から、幼いころからの夢だった「自分のロケット」の開発へ。誰もが「どうせ無理」だとあきらめていたことを、「工夫」によって次々と実現させていく著者の姿勢と、素朴で力強い言葉に心を揺さぶられます。『好奇心を“天職”に変える空想教室』(サンクチュアリ出版)より全文公開(毎週土曜日更新予定)。

ぼくは石炭を掘る町で生まれたことによって、 あることに気づくことができました。

それは「一生続く仕事はない」ということ。

そして「どんな仕事も必ず変化する」ということです。

すべての仕事には寿命があります。
はじまってから、ピークをむかえて、衰退していきます。
ヨーロッパでは、 一つの仕事の幅はだいたい「20年」だと考えられているそうです。
一つの仕事の寿命は20 年。
これと似たような考え方が、日本にもありました。
伊勢神宮のような大きな神社の中には、20年に一回、遷宮(せんぐう)(本殿を境内の別の場所に新築移転すること)をするところがあります。
まるきり移し替えるのです。
それがなぜ20年なのかというと、40歳の人が働いているうちに、60歳の人が20歳の人に20年かけてやり方を教えるためだそうです。「20年のサイクル」は、 日本にもヨーロッパにもありました。
その考え方からわかることは、 一つの山(仕事)が終わってしまってからだと遅い、ということです。
ふたたび次の山(仕事)を迎えようと思っても、それまでの途中はどん底で食べていけないからです。
ではどうすれば、次の山を迎えられるのでしょう。

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好奇心を“天職"に変える空想教室

植松 努
サンクチュアリ出版
2015-10-26

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植松努の空想教室

植松努

ー忘れかけていた夢がとめどなくあふれてくるー 北海道の小さな町工場から、幼いころからの夢だった「自分のロケット」の開発へ。夢見る経営者が涙まじりに訴え、TEDxで話題となった感動スピーチを書籍化。誰もが「どうせ無理」だとあきらめていた...もっと読む

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コメント

10ricedar うーーーん 次に繋がるものを見つけるのも、活かせるのも才能というか、能力というか 人によっては本当に苦手で難しいだろう 約1ヶ月前 replyretweetfavorite