図解 ワイン一年生

ストレスが溶ける、蜜のように甘いワイン

ワインはそこそこ飲むけれど、いつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、とっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」「ピノ・ノワール」など個性豊かなぶどうを擬人化させ、味や香りの特徴をイメージで伝えます。『図解ワイン一年生』より全文公開します(毎週日曜日更新予定)。

「ロ〜ヌ」というとなんとなく気候がやさしくて、「アルザスッ!」というと気候が厳しそうな響きがありませんか。

そうなんです、アルザスは寒い。そして寒い地方といえばそう、おいしい白ワインができます。

ただアルザス地方は、フランスの中でも一風変わっています。
フランスワインなのに全部「単一品種」だし、その品種もリースリングとか、ゲヴュルツトラミネールといった個性的なものばかり登場します。

おまけにボトルの形はボルドー型でもブルゴーニュ型でもない、シュッとした細長いやつです。

そしてこれらの特徴は、ドイツワインとそっくりなのです。

なぜそっくりになったかというと、ライン川を挟んで戦争をくり返した影響で、ドイツとの間で文化が行ったり来たりしたからです。
気候も似ているので、中身は本当にそっくりです。
ラベルをはがしてしまったら、筆者でも味の区別はつかないかもしれません。

ただドイツは甘口主体ですが、アルザスは一部の甘口を除き辛口主体です。

またAOC(AOP)は「地区」で表示されることはなく、「アペラシオン・アルザス・コントローレ」で統一されています。
土壌があまりにも複雑すぎて、同じ「村」とか「畑」でも味がバラバラだからだそうです。
ですから「アルザスは品種を楽しむもの」だと覚えてください。

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サンクチュアリ出版; フルカラー版
2015-11-26

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小久保尊 /山田コロ

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