図解 ワイン一年生

知っておいて損はない「ザ・高いワイン」

ワインはそこそこ飲むけれど、いつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、とっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」「ピノ・ノワール」など個性豊かなぶどうを擬人化させ、味や香りの特徴をイメージで伝えます。『図解ワイン一年生』より全文公開します(毎週日曜日更新予定)。


今回からボルドーワインについてより詳しくお伝えしていきます。

※「ボルドーってなあに?」という人はこちらの記事からご覧ください。



ボルドー地方における「メドック地区」というのは、東京都の中にある、中央区とか新
宿区、世田谷区みたいなイメージです。

わざわざ限定して表記しているわけですから、

Appellation(あぺらしおん)Bordeaux(ぼるどー)Contrôlée(こんとろーれ)

よりも当然、

Appellation(あぺらしおん)Médoc(めどっく)Contrôlée(こんとろーれ)

の方が高級なわけです。

メドック地区のワインは、ボルドーの持っている重厚なイメージをさらに強めた「ザ・ボルドー!」と言ってもいいでしょう。
世界的に“ボルドーブレンド”と呼ばれて親しまれている「
カベルネ・ソーヴィニヨン」「メルロー」「カベルネ・フラン」の御三家を混ぜたワインであり、それはソムリエからしても(はいはい、赤ワインというものをよくわかっていらっしゃいますね)的な味。安心感がハンパないです。

なんといったって、このメドック地区では“五大シャトー”のうちの四つ、【シャトー・ラトゥール】【シャトー・ラフィット・ロートシルト】【シャトー・マルゴー】【シャトー・ムートン・ロートシルト】が造られているくらいですから、人気も高いです。

でも五大シャトーはフェラーリとかポルシェみたいなもので、知名度はトップクラスですが、一般庶民にはなかなか手が出せないシロモノなので、「私は五大シャトーを知っている」というだけで十分です。

それよりも、もう少しだけ手頃でおいしいワインがあります。

その一つの目安になるのが、村名ワインです。
メドック地区にはいくつかの有名な村が存在します。
その名前をラベルに表示できる村は次の六つです。

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サンクチュアリ出版; フルカラー版
2015-11-26

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コメント

tamatebakotweet ワインの雑学を紹介。意外と、単なる村の名前が世界的な知名度を持つってすごいこと。■ 3ヶ月前 replyretweetfavorite