図解 ワイン一年生

ソムリエとの会話で緊張しないコツ

ワインはそこそこ飲むけれど、いつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、とっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」「ピノ・ノワール」など個性豊かなぶどうを擬人化させ、味や香りの特徴をイメージで伝えます。『図解ワイン一年生』より全文公開します(毎週日曜日更新予定)。


レストランでワインを注文するのは簡単です。

なにを選んでいいのかよくわからなかったら、お店の人に「料理に合いそうなワインの候補」を挙げてもらった上で、前述した「六つの品種」と比較してみて、自分たちの好みに合いそうなものを選べばいいのです。

そこまではOKでしょうか。

さらに、ちょっと高級なレストランでワインをボトルで注文したりすると、ソムリエがそのボトルを恭しく持ってきて、みんなにラベルを見せてくれます。

これは簡単に言うと「お前らが頼んだやつに間違いないか」という意味です。ラベルを見て軽くうなずけば、ソムリエは慣れた手つきでワインを開栓します。

そしてグラスにちょろっとだけ注ぐと、そのテーブルの主っぽい客をロックオンして、目で「飲め」という合図をしてきます。

合図を受けた人がどうすればいいかというと、香りをちょっと嗅いで、一口だけ飲んで、「はい。これでお願いします」と答えるだけです。

この行為を“ホストテイスティング”と言います。まわりの人に自分の味覚の鋭さを示すためのアピールタイムではありません。
お客さんにあとから「味がおかしい」とか「チェンジして」などと文句を言わせないための、一種の決まりきった儀式みたいなものです。

なぜ儀式みたいかと申しますと、試飲をしたお客さんに言えることはほとんど「はい。これでお願いします」の一言だからです。

もちろん味がおかしいときもあります。コルクにカビが生えて臭い状態を「ブショネ」と言います。簡単に言えば不運なハズレワインです。

このブショネは百本に一本くらいの確率で存在するらしいのですが、初心者にはなかなか区別がつかないはずです。

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図解 ワイン一年生 (SANCTUARY BOOKS)

小久保尊
サンクチュアリ出版; フルカラー版
2015-11-26

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図解 ワイン一年生

小久保尊 /山田コロ

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