図解 ワイン一年生

ワイン通がワインを飲む前に“グラスをまわす”理由

ワインはそこそこ飲むけれど、いつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、とっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」「ピノ・ノワール」など個性豊かなぶどうを擬人化させ、味や香りの特徴をイメージで伝えます。『図解ワイン一年生』より全文公開します(毎週日曜日更新予定)。


ワインボトルからワイングラスへ、どんなふうにして注げばいいのか。

カッコつけたかったら、ボトルの底に親指をひっかけて注ぐのもいいでしょう。

ちょっと高めの位置からワインの液体を落として、じょぼじょぼじょぼと空気に触れさせながら注ぎます。こぼさない程度に、じょぼじょぼいわせればいいです。

安いワインはあまり代わり映えしませんが、良いワインであれば、高めの位置から落とすだけでも、香りと味が開きやすくなります。

そしてワインを注ぐ量は、グラスの三分の一くらいまでにとどめてください。香りがたまるスペースがなくなるので、升酒のようになみなみとグラスの縁近くまで注ぐのはダメです。

次に味わいます。どんなふうに味わってもいいです。
ビールのようにがぶがぶ飲んでこそおいしいタイプのワインもあります。でも自分でちゃんと選んだワイン、ちょっと値段が高めのワイン、とっておきのワインなどは集中して味わいたいものです。

そこでまず、グラスに注がれたら外観を見ましょう。

そしてちょっとでもワインの液体の中に枯れた色、褐色、レンガ色っぽさを見つけられたら、「さすがだな」ってつぶやきながらニヤニヤすればいいです。

それからクンと匂いをかいで、「お、開いてきた」って言ってみます。

よくわからなくても「開いた」って言えばいいんです。言葉にすることが大事です。これで「ワインを味わっている自分」という気分が高まります。

グラスを回しますか? はい、回しましょう回しましょう。飛び散らないようにやさしく回しましょう。
回しては嗅ぎ、回しては嗅ぎしてみましょう。

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図解 ワイン一年生 (SANCTUARY BOOKS)

小久保尊
サンクチュアリ出版; フルカラー版
2015-11-26

この連載について

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図解 ワイン一年生

小久保尊 /山田コロ

ワインはそこそこ飲むけれど、ワインはいつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、複雑でとっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。かわいい高校生に姿を変えた「...もっと読む

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コメント

sabochin この記事の「わからないけどとりあえず… https://t.co/gOSexLMz3H 15日前 replyretweetfavorite

odoruinu 凄く良い。少し煽り口調なのが特に。- 16日前 replyretweetfavorite