図解 ワイン一年生

完全保存版)やっとわかった「ワインのラベル」を読む方法

ワインはそこそこ飲むけれど、いつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、とっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。「カベルネ・ソーヴィニヨン」「シャルドネ」「ピノ・ノワール」など個性豊かなぶどうを擬人化させ、味や香りの特徴をイメージで伝えます。『図解ワイン一年生』より全文公開します(毎週日曜日更新予定)。


お客さんから「ソムリエはラベルを見て、それがいいワインかどうかわかるのか?」と聞かれることがあります。

結論から申し上げると、ソムリエにも「わかるものもあれば、わからないものもある」です。

なぜここで「そりゃプロだからわかります!」とヒステリック気味に断言できないかというと、ワインのラベル情報というものは、残念ながらけっこういい加減に記されているものだからです。

そして一般的な傾向として、旧世界(ヨーロッパ)ワインのラベルはわかりづらく、新世界(ヨーロッパ以外)ワインのラベルはわかりやすく記されています。

ワイン売り場に足を運んだときは、その特徴を頭に入れてながめましょう。

ワインが目の前にばーっと並んでいます。

まずチリ、カリフォルニア、オーストラリアなど、新世界のワインから見ていきます。

新世界のワインは先ほど説明したとおり、たいてい「単一」です。「品種の名前がラベルにはっきり記載されている」ことが多いので、それを見て好みの味を選ぶことができます。簡単ですね。

そして赤ならカベルネ・ソーヴィニヨンメルロー、白ならシャルドネソーヴィニ ヨン・ブランが使われたワインを選んでおけばたいてい外すことはなく、「わかりやすくおいしい」ワインに当たります。

あとはどれだけ値段をかけるかによって、より「わかりやすくおいしい」ワインに当たる確率が上がります。

入門者が知るべきことは以上です。

次は、新世界より少しややこしい旧世界のワインです。

こちらは「品種」よりも「産地」が重要、おまけに野球の一軍二軍三軍のように「より格上か格下か」という階級も存在します。

代表的なのは、フランスワインの「AOC」という階級制度です。

はい、難しそうな略語きました。

私が知っているのはせいぜいNHKかJALかVIPくらいだよ、という方は、ここで拒否反応をしめすのではないでしょうか。

でも、たいしたことはありません。AOCは「どの土地の条件をクリアしているか」という証明書で、その土地がより狭い地域を示していれば、一般的に品質も値段も高くなります。






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図解 ワイン一年生

小久保尊
サンクチュアリ出版
2015-11-26

この連載について

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図解 ワイン一年生

小久保尊 /山田コロ

ワインはそこそこ飲むけれど、ワインはいつも“勘"で選んでる。そんなプチワイン好きの人のために、複雑でとっつきにくいワインの世界を、図やマンガを駆使して「これ以上ないほどわかりやすく」解説するワイン講座です。かわいい高校生に姿を変えた「...もっと読む

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コメント

Eyeco1228 分かってるようで分かってないワインの選び方_φ(・_・ 17日前 replyretweetfavorite

ksk28 ワインのラベルの読み方がわからないという方はぜひ👉 18日前 replyretweetfavorite